专利摘要:
本発明は、式(I)のアミノトリアゾール誘導体、 (式中、A、E、R1及びR2は明細書中に定義した通りである。)、それらの製造及び薬学的に活性な化合物としてのそれらの使用に関する。 なし
公开号:JP2011506594A
申请号:JP2010539015
申请日:2008-12-17
公开日:2011-03-03
发明作者:コルミンボウフ オリヴィエ;グリソストミ コリンナ;リロイ サビエル;クレン シルヴェーヌ;リチャード−ビルドシュタイン シルビア;ブル ダニエル
申请人:アクテリオン ファーマシューティカルズ リミテッドActelion Pharmaceuticals Ltd;
IPC主号:C07D401-06
专利说明:

[0001] 発明の分野
本発明は、式(I)の新規なアミノトリアゾール誘導体及び医薬としてのこれらの使用に関する。本発明はまた上記化合物の製造方法、式(I)の化合物を1又は2以上含有する医薬組成物、及び特にALX受容体アゴニストとしてのそれらの使用を含む関連した側面に関する。]
背景技術

[0002] ALXR(別名Lipoxin A4受容体、FPRL1;国際公開公報第2003/082314号にヌクレオチド配列SEQID NO:1として開示)は、G−タンパク質結合受容体ファミリーの一員である。ALXAは、高濃度のホルミル−メチオニン−ロイシル−フェニルアラニンペプチドに反応するカルシウム動員を介在することが見出された。さらに、ALXR導入細胞において、脂質代謝物、lipoxin A4(LXA4)及びそのアナログが、ALXRと高い親和性で結合し、アラキドン酸産生及びG−タンパク質の活性化を増大させることが見出された(Chiang et al.、Pharmacol.Rev.、2006、58、463−487)。LXA4の効果は、種々の病態動物モデルで評価され、そしてLXA4が、高い抗炎症及び消散促進活性を有することが示された。LXA4、又は誘導体、又は安定なアナログがin vivo活性を示した病態モデルは、例えば、皮膚炎、背部空気嚢、虚血/再灌流損傷、腹膜炎、大腸炎、メサンギウム増殖性腎炎、胸膜炎、喘息、嚢胞性線維症、敗血症、角膜損傷、血管新生、歯周炎、カラゲナン誘発痛覚過敏及び移植片対宿主病(GvHD)である(Serhan及びChiang、Br.J.Pharmacol.、2007、1−16)。ALXRはまた、プリオンタンパク質のフラグメント、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)−1LAI株のgp120由来ペプチド及びアミロイド−ベータ1−42(Ab42)を含む種々のペプチドの機能受容体としても同定され(概説については、Leら、Protein Pept Lett.、2007、14、846−853)、アルツハイマー病の病因における重要な関与が示唆されている(Yazawaら、FASEB J.、2001、15、2454−2462)。マクロファージ及び小膠細胞上でのALXRの活性化は、細胞の指向性移動、食作用及び伝達物質の遊離を増大させるG−タンパク質介在シグナル伝達カスケードを開始させる。これらは、Ab42が過剰生産され、蓄積するAD脳の病変領域における老人班周辺に、単核細胞が濃縮される現象を説明するかもしれない。組織損傷部位における白血球の蓄積は、有害な物質の除去を目的とする本来の宿主応答と考えられるが、活性化した単核食細胞もまた、ニューロンに対して有毒な過酸化物アニオン等の種々の物質を放出する。従って、ALXRは、SD脳中のAb42によって誘起された炎症促進反応を仲介し、病態の進行を促進するのかもしれない。また、神経保護能力を有するペプチド、フマニン(HUMANIN)(HN)は、ヒトALXRを、Ab42と単核食細胞及び神経細胞株上で共有していることが報告されており、HNの神経保護作用が、そのALXRの競合的な占有に関連することが示唆されている(Yingら、J.Immunol.、2004、172、7078−7085)。]
[0003] ALXRアゴニストの生物学的特性は、単核球/マクロファージ/小膠細胞の移動/活性化、好中球の移動/活性化、リンパ球の活性化、増殖及び分化の調節、炎症の調節、サイトカイン産生及び/又は放出の調節、炎症誘発性メディエーターの産生及び/又は放出の調節、免疫応答の調節を含むが、これらに限定されるものではない。]
[0004] 本発明は、ヒトALX受容体の非ペプチド性アゴニストであるアミノトリアゾール誘導体を提供する。本発明の化合物は、炎症性疾患、閉塞性気道疾患、アレルギー、HIV−介在レトロウイルス感染、心血管障害、神経炎症、神経障害、疼痛、プリオン介在疾患及びアミロイド介在障害(特に、アルツハイマー病)等のALX受容体の調節に反応する疾病の予防又は治療に有用である;加えて、本発明の化合物は、自己免疫疾患の予防又は治療並びに免疫応答(特に、免疫化によって誘起される免疫応答。)の調節に有用である。]
[0005] 本発明の種々の態様を以下に記述する:
1) 本発明は、式(I)のアミノトリアゾール誘導体に関する:]
[0006] ]
[0007] 式中、
Aは、フェニル−又はヘテロシクリル−基を表し、これらの基において、2つの置換基は1,3−配置にあり;又はAは、プロパン−1,3−ジイルを表し;
Eは、*−(C1−C4)アルキル−O−、−CH=CH−又は



(式中、アスタリスクはR1に結合する結合を示す。)を表し;
Qは、O又はSを表し;
R3は、水素、(C1−C4)アルキル、シクロプロピル、(C1−C4)アルコキシ−(C1−C2)アルキル、ベンジル又は−CH2CH2C(O)OtBuを表し;
R1は、ピリジル−又はアリール−基を表し、これらの基は、未置換であるか、1、2又は3個の置換基により置換され、当該置換基は、ハロゲン、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)フルオロアルキル、(C1−C4)フルオロアルコキシ、ジ[(C1−C3)アルキル]−アミノ及び(C1−C4)アルコキシ−(C1−C2)アルキルから成る群より独立に選択され;そして
R2は、−CO−(C1−C3)アルキル、−CF2−(C1−C3)アルキル又は−SO2−(C1−C3)アルキルを表す。]
[0008] 態様1)に従う式(I)の化合物は、1又は2以上の不斉炭素原子などの、1又は2以上のキラル又は不斉中心を含んでいてもよい。二重結合の置換基は、特に明記しない限り、Z−又はE−配置で存在してもよい。従って、式(I)の化合物は、立体異性体の混合物として、又は好ましくは純粋な立体異性体として存在してもよい。立体異性体の混合物は当業者に知られた方法で分離してもよい。]
[0009] Eが−CH=CH−を表す場合には、二重結合は(Z)−又は(E)−配置で存在してもよいが、(E)−配置で存在することが好ましい。]
[0010] 以下の段落では、本発明の化合物の種々の化学的部分の定義をしており、他の表現によりなされた定義が、より広い又はより狭い定義を与えない限り、当該定義は、本明細書及び請求項を通じて、一律に適用されることを意図している。]
[0011] 「アルキル」という用語は、単独で使用される場合も、又は組み合わせて使用される場合も、1から4個の炭素原子を含む、直鎖又は分枝鎖アルキル基を意味する。「(Cx−Cy)アルキル」(x及びyは、それぞれ整数である。)という用語は、x〜y個の炭素原子を含む、本明細書で定義したアルキル基を意味する。例えば、(C1−C4)アルキル基は、1〜4個の炭素原子を含む。アルキル基の代表的な例は、メチル、エチル、n−プロピル、イソ−プロピル、n−ブチル、イソ−ブチル、sec−ブチル及びtert−ブチルを含む。好ましくは、メチル、エチル、n−プロピル及びイソ−プロピル等の(C1−C3)アルキル基である。より好ましくは、メチル及びエチル等の(C1−C3)アルキル基である。最も好ましくはメチルである。]
[0012] −CO−(C1−C3)アルキル、−CF2−(C1−C3)アルキル又は−SO2−(C1−C3)アルキルを表すR2で使用される(C1−C3)アルキル基の例は、メチルである。]
[0013] *−(C1−C4)アルキル−O−を表すEで用いられる架橋(C1−C4)アルキル基において、酸素原子と基R1は、好ましくは、当該架橋(C1−C4)アルキル基の同じ炭素原子に結合する。このような架橋(C1−C4)アルキル基の例は、メチレン基である。]
[0014] 「アルコキシ」という用語は、単独で使用する場合も、組み合わせて使用する場合も、アルキル基が本明細書で定義した通りである、アルキル−O−基を意味する。「(Cx−Cy)アルコキシ」(x及びyは、それぞれ整数である。)という用語は、x〜y個の炭素原子を含む、本明細書で定義したアルコキシ基を意味する。例えば、(C1−C4)アルコキシ基は1〜4個の炭素原子を含む。アルコキシ基の代表的な例はメトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、イソ−プロポキシ、n−ブトキシ、イソ−ブトキシ、sec−ブトキシ及びtert−ブトキシを含む。好ましくは、エトキシ及びメトキシである。最も好ましくは、メトキシである。]
[0015] 「フルオロアルキル」という用語は、1〜4個の(好ましくは、1〜3個の)炭素原子を含み、1又は2以上の(そして、おそらくはすべての)水素原子がフッ素で置換された、本明細書で定義したアルキル基を意味する。「(Cx−Cy)フルオロアルキル」(x及びyは、それぞれ整数である。)という用語は、x〜y個の炭素原子を含む、本明細書で定義したフルオロアルキル基を意味する。例えば、(C1−C3)フルオロアルキル基は、1〜3個の炭素原子を含み、1〜7個の水素原子がフッ素で置換される。フルオロアルキル基の代表的な例は、トリフルオロメチル及び2,2,2−トリフルオロエチルを含む。好ましくは、トリフルオロメチル及びジフルオロメチル等の(C1)フルオロアルキルである。最も好ましくは、トリフルオロメチルである。]
[0016] 「フルオロアルコキシ」という用語は、1〜4個の(好ましくは、1〜3個の)炭素原子を含み、1又は2以上の(そして、おそらくはすべての)水素原子がフッ素で置換された、本明細書で定義したアルコキシ基を意味する。「(Cx−Cy)フルオロアルコキシ」という用語は、(x及びyは、それぞれ整数である。)、x〜y個の炭素原子を含む、本明細書で定義したフルオロアルコキシ基を意味する。例えば、(C1−C3)フルオロアルコキシ基は、1〜3個の炭素原子を含み、1〜7個の水素原子がフッ素で置換される。フルオロアルコキシ基の代表的な例は、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ及び2,2,2−トリフルオロエトキシを含む。好ましくは、トリフルオロメトキシ及びジフルオロメトキシ等の(C1)フルオロアルコキシ基である。最も好ましくは、トリフルオロメトキシである。]
[0017] 「ヒドロキシ−(C1−C2)アルキル」という用語は、1又は2個の炭素原子を含み、1個の水素原子がヒドロキシで置換された、本明細書で定義したアルキル基を意味する。ヒドロキシ−(C1−C2)アルキル基の例は、ヒドロキシ−メチル及びヒドロキシ−エチルである。好ましくは、ヒドロキシ−メチル及び2−ヒドロキシ−エチルである。]
[0018] 「(C1−C4)アルコキシ−(C1−C2)アルキル」という用語は、1又は2個の炭素原子を含み、1個の水素原子が、本明細書で定義した(C1−C4)アルコキシで置換された、本明細書で定義したアルキル基を意味する。(C1−C4)アルコキシ−(C1−C2)アルキル基の代表的な例は、メトキシ−メチル、メトキシ−エチル(特に2−メトキシ−エチル)、エトキシ−メチル、エトキシ−エチル(特に2−エトキシ−エチル)、イソプロポキシ−メチル及びイソプロポキシ−エチル(特に2−イソプロポキシ−エチル)を含み;そして、好ましくは、メトキシ−メチル、メトキシ−エチル(特に2−メトキシ−エチル)、エトキシ−メチル及びエトキシ−エチル(特に2−エトキシ−エチル)である。]
[0019] R1で用いられる(C1−C4)アルコキシ−(C1−C2)アルキル基の好ましい例は、メトキシ−メチル、メトキシ−エチル(特に2−メトキシ−エチル)、エトキシ−メチル、エトキシ−エチル(特に2−エトキシ−エチル)、イソプロポキシ−メチル及びイソプロポキシ−エチル(特に2−イソプロポキシ−エチル)である。最も好ましくは、メトキシ−メチル及びメトキシ−エチル(特に2−メトキシ−エチル)である。]
[0020] R3で用いられる(C1−C4)アルコキシ−(C1−C2)アルキル基の好ましい例は、メトキシ−メチル及びメトキシ−エチル(特に2−メトキシ−エチル)である。最も好ましくは、メトキシ−メチルである。]
[0021] 「ジ[(C1−C3)アルキル]−アミノ」という用語は、本明細書で定義した2個の(C1−C3)アルキル基により置換され、当該2個の(C1−C3)アルキル基が同じであっても異なっていてもよいアミノ基を意味する。ジ[(C1−C3)アルキル]−アミノ基の代表的な例は、ジメチルアミノ、メチル−エチル−アミノ及びジエチルアミノを含むが、これらに限定されるものではない。好ましくは、ジメチルアミノである。]
[0022] 「ハロゲン」という用語は、フルオロ、クロロ、ブロモ又はヨードを意味し、好ましくは、フルオロ、クロロ又はブロモを、最も好ましくは、フルオロ又はクロロを意味する。]
[0023] 「アリール」という用語は、単独で、又はいかなる組み合わせにおいても、フェニル(好ましい)又はナフチルを意味する。アリール基は、未置換であるか、1、2又は3個の置換基により置換され(好ましくは、未置換であるか、1又は2個の置換基により置換され、そして最も好ましくは、未置換であるか、又は1個の置換基により置換され)、当該置換基は、ハロゲン、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)フルオロアルキル、(C1−C4)フルオロアルコキシ、ジ[(C1−C3)−アルキル]−アミノ及び(C1−C4)アルコキシ−(C1−C2)アルキルから成る群より独立に選択され、そして好ましくは、ハロゲン、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)フルオロアルキル及び(C1−C4)フルオロアルコキシから選択される。例は、フェニル、2−クロロフェニル、3−クロロフェニル、4−クロロフェニル、2−クロロ−4−フルオロフェニル、3−フルオロフェニル、4−フルオロフェニル、2−メチルフェニル、3−メチルフェニル、4−メチルフェニル、3,5−ジメチルフェニル、3−メトキシフェニル、4−メトキシフェニル、3−メトキシ−4−メチルフェニル、3−メトキシメチル−フェニル、3−メトキシエチル−フェニル、3−ジメチルアミノ−フェニル、2−トリフルオロメチルフェニル、3−トリフルオロメチルフェニル、4−トリフルオロメチルフェニル及び3−トリフルオロメトキシフェニルである。さらなる例は、3−イソプロポキシメチル−フェニル及び3−(2−イソプロポキシ−エチル)−フェニルである。好ましい例は、フェニル、3−メトキシフェニル及び4−トリフルオロメチルフェニルである。]
[0024] 「ヘテロシクリル」という用語は、単独の場合も、組み合わせの場合も、酸素、窒素及び硫黄から独立に選択される1、2又は3個のヘテロ原子を含む、5−又は6−員の単環式芳香環を意味する。そのようなヘテロシクリル基の例は、フラニル、オキサゾリル、イソキサゾリル、オキサジアゾリル、チエニル、チアゾリル、イソチアゾリル、チアジアゾリル、ピロリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、ピリジル、ピリミジル、ピリダジニル及びピラジニルである。好ましい例は、フラニル(特に、フラン−2,5−ジイル)、チエニル(特に、チオフェン−2,4−ジイル及びチオフェン−2,5−ジイル)、チアゾリル(特に、チアゾール−2,4−ジイル)及びピリジル(特に、ピリジン−2,4−ジイル及びピリジン−2,6−ジイル)である。より好ましい例は、フラン−2,5−ジイル、オキサゾール−2,4−ジイル、オキサゾール−2,5−ジイル、チオフェン−2,5−ジイル及びチアゾール−2,4−ジイルである。最も好ましい例は、フラン−2,5−ジイル及びチオフェン−2,5−ジイル、そして特に、フラン−2,5−ジイルである。]
[0025] 「A」の記述で使用した「1,3−配置」という用語は、フェニル又はヘテロシクリル基の、トリアゾール−メチル部分及びR2基に結合する2つの原子が、それぞれ他方から、1個の原子により隔てられていることを意味する;例えば、「A」がフェニルを表す場合には、置換基の配置は、下図に示す通りである。]
[0026] ]
[0027] 本特許出願において、破線は、記載した基の結合点を示す。例えば、下記の基



は、2−メチル−オキサゾール−4,5−ジイル基である。]
[0028] 2) 本発明のさらなる態様は、
Aが、フェニル−又はヘテロシクリル−基を表し、これらの基において、2つの置換基は1,3−配置にあり;又はAは、プロパン−1,3−ジイルを表し;
Eが、*−CH2−O−、−CH=CH−又は



(式中、アスタリスクはR1に結合する結合を示す。)を表し;
Qが、O又はSを表し;
R3が、水素、(C1−C4)アルキル、シクロプロピル又は(C1−C4)アルコキシ−(C1−C2)アルキルを表し;
R1が、未置換であるか、1、2又は3個の置換基により置換され、当該置換基が、ハロゲン、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)フルオロアルキル、(C1−C4)フルオロアルコキシ、ジ[(C1−C3)アルキル]−アミノ及び(C1−C4)アルコキシ−(C1−C2)アルキルから成る群より独立に選択されるアリール−基を表し;そして
R2が、−CO−(C1−C3)アルキル、−CF2−(C1−C3)アルキル又は−SO2−(C1−C3)アルキルを表す、態様1)に従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0029] 3) 本発明のさらなる態様は、
Aが、フェニル−又はヘテロシクリル−基を表し、これらの基において、2つの置換基は1,3−配置にあり;又はAは、プロパン−1,3−ジイルを表し;
Eが、*−(C1−C4)アルキル−O−、−CH=CH−又は



(式中、アスタリスクはR1に結合する結合を示す。)を表し;
Qが、O又はSを表し;
R3が、水素、(C1−C4)アルキル又はシクロプロピルを表し;
R1が、未置換であるか、1、2又は3個の置換基により置換され、当該置換基が、ハロゲン、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)フルオロアルキル、(C1−C4)フルオロアルコキシ、ジ[(C1−C3)アルキル]−アミノ及び(C1−C4)アルコキシ−(C1−C2)アルキルから成る群より独立に選択される、アリール−基を表し;そして
R2が、−CO−(C1−C3)アルキル、−CF2−(C1−C3)アルキル又は−SO2−(C1−C3)アルキルを表す、態様1)に従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0030] 4) 本発明のさらなる態様は、
Aが、フェニル−1,3−ジイル、フラン−2,5−ジイル、オキサゾール−2,4−ジイル、オキサゾール−2,5−ジイル、チオフェン−2,4−ジイル、チオフェン−2,5−ジイル、チアゾール−2,4−ジイル、チアゾール−2,5−ジイル、ピリジン−2,4−ジイル、ピリジン−2,6−ジイル又はプロパン−1,3−ジイルを表し;
Eが、*−CH2−O−、−CH=CH−又は



(式中、アスタリスクはR1に結合する結合を示す。)を表し;
R3が、水素、(C1−C4)アルキル、シクロプロピル又は(C1−C4)アルコキシ−(C1−C2)アルキルを表し;
R1が、未置換であるか、1、2又は3個の置換基により置換され、当該置換基が、ハロゲン、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)フルオロアルキル、(C1−C4)フルオロアルコキシ、ジ[(C1−C3)アルキル]−アミノ及び(C1−C4)アルコキシ−(C1−C2)アルキルから成る群より独立に選択される、アリール−基を表し;そして
R2が、−CO−(C1−C3)アルキル、−CF2−(C1−C3)アルキル又は−SO2−(C1−C3)アルキルを表す、態様1)又は2)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0031] 5) 本発明のさらなる態様は、下記の特徴の少なくとも1つ、好ましくはすべてを有する、態様1)〜4)のいずれか1つに従う、式(I)のアミノトリアゾール誘導体に関する:
Aが、フェニル−1,3−ジイル、フラン−2,5−ジイル、チオフェン−2,4−ジイル、チオフェン−2,5−ジイル、チアゾール−2,4−ジイル、ピリジン−2,4−ジイル、ピリジン−2,6−ジイル又はプロパン−1,3−ジイルを表し;
Eが、*−CH2−O−、−CH=CH−又は



(式中、アスタリスクはR1に結合する結合を示す。)を表し;
R3が、水素、(C1−C4)アルキル又はシクロプロピルを表し;
R1が、未置換であるか、1、2又は3個の置換基により置換され、当該置換基が、ハロゲン、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)フルオロアルキル、(C1−C4)フルオロアルコキシ、ジ[(C1−C3)アルキル]−アミノ及び(C1−C4)アルコキシ−(C1−C2)アルキルから成る群より独立に選択される、アリール−基を表し;そして
R2が、−CO−(C1−C3)アルキル、−CF2−(C1−C3)アルキル又は−SO2−(C1−C3)アルキルを表す。]
[0032] 6) 本発明のさらなる態様は、
Aが、フラン−2,5−ジイル、オキサゾール−2,4−ジイル、オキサゾール−2,5−ジイル、チオフェン−2,5−ジイル又はチアゾール−2,4−ジイルを表し;
Eが、*−CH2−O−、−CH=CH−又は



(式中、アスタリスクはR1に結合する結合を示す。)を表し;
R3が、水素、メチル、エチル又はシクロプロピルを表し;
R1が、未置換であるか、1又は2個の置換基により置換され、当該置換基が、ハロゲン、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ及びジメチルアミノから成る群より独立に選択される、アリール−基を表し;そして
R2が、−CO−CH3を表す、態様1)〜4)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0033] 7)本発明のさらなる態様は、下記の特徴の少なくとも1つ、好ましくはすべてを有する、態様1)〜6)のいずれか1つに従う、式(I)のアミノトリアゾール誘導体に関する:
Aが、フラン−2,5−ジイル又はチオフェン−2,5−ジイル(特に、フラン−2,5−ジイル)を表し;
Eが、



(式中、アスタリスクはR1に結合する結合を示す。)を表し;
R3が、水素又はメチルを表し;
R1が、未置換であるか、1又は2個の置換基により置換され、当該置換基が、ハロゲン、メチル、メトキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ及びジメチルアミノから成る群より独立に選択される、フェニル−基を表し;そして
R2が、−CO−CH3を表す。]
[0034] 8) 本発明のさらなる態様は、式(IP)の化合物でもある、式(I)の化合物に関する:]
[0035] ]
[0036] 式中、
Eは、*−(C1−C4)アルキル−O−、−CH=CH−又は



(式中、アスタリスクはR1に結合する結合を示す。)を表し;
R3は、水素又は(C1−C4)アルキルを表し;
R1は、未置換であるか、1、2又は3個の置換基により置換され、当該置換基が、ハロゲン、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)フルオロアルキル及び(C1−C4)フルオロアルコキシから成る群より独立に選択される、アリールを表し;そして
R2は、−CO−(C1−C3)アルキルを表す。]
[0037] 9) 本発明のさらなる態様は、Aが、2つの置換基が1,3−配置にあるヘテロシクリルを表す、態様1)〜3)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0038] 10) 本発明のさらなる態様は、Aが、フェニル−1,3−ジイル、フラン−2,5−ジイル、オキサゾール−2,4−ジイル、(特に、R2が2−位に結合した)オキサゾール−2,5−ジイル、チオフェン−2,4−ジイル、チオフェン−2,5−ジイル、(特に、R2が4−位に結合した)チアゾール−2,4−ジイル、チアゾール−2,5−ジイル、ピリジン−2,4−ジイル、ピリジン−2,6−ジイル又はプロパン−1,3−ジイルを表す、態様1)〜4)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0039] 11) 本発明のさらなる態様は、Aが、フェニル−1,3−ジイル、フラン−2,5−ジイル、(R2が2−位に結合した)チオフェン−2,4−ジイル、チオフェン−2,5−ジイル、(R2が4−位に結合した)チアゾール−2,4−ジイル、ピリジン−2,4−ジイル、ピリジン−2,6−ジイル又はプロパン−1,3−ジイルを表す、態様1)〜5)又は10)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0040] 12) 本発明のさらなる態様は、Aが、フラン−2,5−ジイル、R2が2−位に結合したオキサゾール−2,4−ジイル、R2が4−位に結合したオキサゾール−2,4−ジイル、R2が2−位に結合したオキサゾール−2,5−ジイル、チオフェン−2,5−ジイル又はR2が4−位に結合したチアゾール−2,4−ジイルを表す、態様1)〜4)、6)、9)又は10)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0041] 13) 本発明のさらなる態様は、Aが、フラン−2,5−ジイル又はチオフェン−2,5−ジイルを表す、態様1)〜7)又は9)〜12)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0042] 14) 本発明のさらなる態様は、Aが、(R2が4−位に結合した)チアゾール−2,4−ジイルを表す、態様1)〜6)又は9)〜12)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0043] 15) 本発明のさらなる態様は、Aがチオフェン−2,5−ジイルを表す、態様1)〜7)又は9)〜13)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0044] 16) 本発明のさらなる態様は、Aがフラン−2,5−ジイルを表す、態様1)〜7)又は9)〜13)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0045] 17) 本発明のさらなる態様は、Aが、R2が2−位に結合したオキサゾール−2,4−ジイル又はR2が4−位に結合したオキサゾール−2,4−ジイルを表す、態様1)〜4)、6)、9)、10)又は12)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0046] 18) 本発明のさらなる態様は、Aが、R2が2−位に結合したオキサゾール−2,4−ジイルを表す、態様1)〜4)、6)、9)、10)又は12)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0047] 19) 本発明のさらなる態様は、Aが、R2が4−位に結合したオキサゾール−2,4−ジイルを表す、態様1)〜4)、6)、9)、10)又は12)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0048] 20) 本発明のさらなる態様は、Aが、R2が2−位に結合したオキサゾール−2,5−ジイル又はR2が5−位に結合したオキサゾール−2,5−ジイルを表す、態様1)〜4)、6)、9)又は10)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0049] 21) 本発明のさらなる態様は、Aが、R2が2−位に結合したオキサゾール−2,5−ジイルを表す、態様1)〜4)、6)、9)、10)又は12)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0050] 22) 本発明のさらなる態様は、Aがフェニル−1,3−ジイルを表す、態様1)〜5)、10)又は11)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0051] 23) 本発明のさらなる態様は、Aがプロパン−1,3−ジイルを表す、態様1)〜5)、10)又は11)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0052] 24) 本発明のさらなる態様は、Eが、*−(C1−C4)アルキル−O−(好ましくは、*−CH2−O−)又は−CH=CH−を表し、式中、アスタリスクがR1に結合する結合を示す、態様1)〜6)又は8)〜23)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0053] 25) 本発明のさらなる態様は、Eが*−(C1−C4)アルキル−O−(好ましくは、*−CH2−O−)を表し、式中、アスタリスクがR1に結合する結合を示す、態様1)〜6)又は8)〜24)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0054] 26) 本発明のさらなる態様は、Eが−CH=CH−を表す、態様1)〜6)又は8)〜24)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0055] 27) 本発明のさらなる態様は、Eが



を表し、式中、アスタリスクがR1に結合する結合を示す、態様1)〜23)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0056] 28) 本発明のさらなる態様は、R3が、水素、(C1−C4)アルキル、シクロプロピル、メトキシ−メチル又は2−メトキシ−エチルを表す、態様1)、2)、4)、9)〜23)又は27)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0057] 29) 本発明のさらなる態様は、R3が、水素又はメチルを表す、態様1)〜23)又は27)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0058] 30) 本発明のさらなる態様は、QがOを表す、態様1)〜3)又は9)〜23)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0059] 31) 本発明のさらなる態様は、R1が、未置換であるか、1又は2個の置換基により置換され、当該置換基が、ハロゲン、(C1−C4)アルキル(特にメチル)、(C1−C4)アルコキシ(特にメトキシ)、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ及びジメチルアミノから成る群より独立に選択されるフェニルを表す、態様1)〜5)又は9)〜30)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0060] 32) 本発明のさらなる態様は、R1が、未置換であるか、又は1個の置換基により置換され、当該置換基が、ハロゲン、(C1−C4)アルコキシ(特にメトキシ)及びトリフルオロメチルから成る群より選択されるフェニルを表す、態様1)〜31)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0061] 33) 本発明のさらなる態様は、R1が、未置換であるか、1、2又は3個の置換基により置換され、当該置換基が、ハロゲン、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)フルオロアルキル、(C1−C4)フルオロアルコキシ、ジ−[(C1−C3)アルキル]−アミノ及び(C1−C4)アルコキシ−(C1−C2)アルキルから成る群より独立に選択されるピリジルを表す、態様1)又は9)〜30)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0062] 34) 本発明のさらなる態様は、R1が、1個の(C1−C4)フルオロアルキル(特にトリフルオロメチル)により置換されたピリジルを表す、態様1)又は9)〜30)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0063] 35) 本発明のさらなる態様は、R2が、−CO−(C1−C3)アルキル(特に−CO−CH3)又は−CF2−(C1−C3)アルキル(特に−CF2−CH3)を表す、態様1)〜5)又は9)〜34)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0064] 36) 本発明のさらなる態様は、R2が−CF2−(C1−C3)アルキル(特に−CF2−CH3)を表す、態様1)〜5)又は9)〜35)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0065] 37) 本発明のさらなる態様は、R2が−CO−(C1−C3)アルキル(特に−CO−CH3)を表す、態様1)〜35)のいずれか1つに従うアミノトリアゾール誘導体に関する。]
[0066] 38) 態様i)に定義した式(I)の好ましい化合物は、以下の化合物から成る群より選択される:
5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
N−[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−アクリルアミド(好ましくは、(E)−N−[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−アクリルアミド);
5−(3−メトキシ−フェニル)−2−メチル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−カルバミン酸2−クロロ−ベンジルエステル;
ここで、上記のリストに記載されたアクリルアミド誘導体の二重結合は、(E)−配置にあっても(Z)−配置にあってもよい(好ましくは、(E)−配置)。]
[0067] 39) 態様i)に定義した式(I)のさらなる好ましい化合物は、以下の化合物から成る群より選択される:
5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−オキソ−ヘキシル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
N−[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−(4−クロロ−フェニル)−アクリルアミド(好ましくは、(E)−N−[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−(4−クロロ−フェニル)−アクリルアミド);
N−[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−(2−トリフルオロメチル−フェニル)−アクリルアミド(好ましくは、(E)−N−[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−(2−トリフルオロメチル−フェニル)−アクリルアミド);
N−[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−(3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−アクリルアミド(好ましくは、(E)−N−[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−(3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−アクリルアミド);
N−[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−o−トリル−アクリルアミド(好ましくは、(E)−N−[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−o−トリル−アクリルアミド);
N−[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−(2−クロロ−4−フルオロ−フェニル)−アクリルアミド(好ましくは、(E)−N−[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−(2−クロロ−4−フルオロ−フェニル)−アクリルアミド);
N−[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−m−トリル−アクリルアミド(好ましくは、(E)−N−[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−m−トリル−アクリルアミド);
N−[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−p−トリル−アクリルアミド(好ましくは、(E)−N−[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−p−トリル−アクリルアミド);
N−[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−(4−メトキシ−フェニル)−アクリルアミド(好ましくは、(E)−N−[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−(4−メトキシ−フェニル)−アクリルアミド);
5−(3,5−ジメチル−フェニル)−2−メチル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(4−クロロ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
2−メチル−5−m−トリル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(3−クロロ−フェニル)−2−メチル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(3−メトキシ−4−メチル−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(4−フルオロ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−m−トリル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(3−メトキシ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
2−メチル−5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
2−メチル−5−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
2−メチル−5−(3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
2−メチル−5−o−トリル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
2−エチル−5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
2−シクロプロピル−5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(3−フルオロ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(3−クロロ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−チオフェン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(3−アセチル−ベンジル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
[2−(3−アセチル−ベンジル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−カルバミン酸2−クロロ−ベンジルエステル;
5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5,5−ジフルオロ−ヘキシル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−メタンスルフォニル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(3−ジメチルアミノ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
[2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−カルバミン酸 2−クロロ−ベンジルエステル;
[2−(4−アセチル−ピリジン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−カルバミン酸 2−クロロ−ベンジルエステル;
5−[3−(2−メトキシ−エチル)−フェニル]−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(6−アセチル−ピリジン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(3−メトキシメチル−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(2−アセチル−チアゾール−4−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(4−アセチル−ピリジン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(2−アセチル−ピリジン−4−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
[2−(2−アセチル−ピリジン−4−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−カルバミン酸 2−クロロ−ベンジルエステル;
5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−チオフェン−3−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;及び
2−メチル−5−m−トリル−チアゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド:
ここで、上記のリストに記載されたアクリルアミド誘導体の二重結合は、(E)−配置にあっても(Z)−配置にあってもよい(好ましくは、(E)−配置)。]
[0068] 40) 態様i)に定義した式(I)のさらなる好ましい化合物は、以下の化合物から成る群より選択される:
5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(3−アセチル−イソキサゾール−5−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(3−イソプロポキシメチル−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−[3−(2−イソプロポキシ−エチル)−フェニル]−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
2−メチル−5−m−トリル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−チオフェン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(3−クロロ−フェニル)−2−メチル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−チオフェン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−m−トリル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−チオフェン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
2−メチル−5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−チオフェン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
2−メチル−5−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−チオフェン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(3−フルオロ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−チオフェン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(3−ジメチルアミノ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−チオフェン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(3−クロロ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−チオフェン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
2−メチル−5−(3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−チオフェン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(4−フルオロ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−チオフェン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−チオフェン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(3−メトキシ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−チオフェン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(3−フルオロ−フェニル)−チアゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(2−アセチル−チアゾール−5−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
[2−(2−アセチル−チアゾール−5−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−カルバミン酸2−クロロ−ベンジルエステル;
N−[2−(2−アセチル−チアゾール−5−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−アクリルアミド;
5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(2−アセチル−オキサゾール−5−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
[2−(5−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−カルバミン酸 2−クロロ−ベンジルエステル;
5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(4−アセチル−チオフェン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
N−[2−(5−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−アクリルアミド;
2−メチル−5−m−トリル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(3−クロロ−フェニル)−2−メチル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
2−メチル−5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
2−メチル−5−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(3−フルオロ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(3−ジメチルアミノ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(3−クロロ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
2−メチル−5−(3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(4−フルオロ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(3−メトキシ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
N−[2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−アクリルアミド;
N−[2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−(3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−アクリルアミド;
5−(3−メトキシ−フェニル)−2−メチル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
2−メチル−5−m−トリル−チアゾール−4−カルボン酸 [2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(4−アセチル−オキサゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
2−メトキシメチル−5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
2−(2−メトキシ−エチル)−5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
2−ブチル−5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
2−イソプロピル−5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
N−[2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−(2−トリフルオロメチル−フェニル)−アクリルアミド;
2−ベンジル−5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
3−{4−[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イルカルバモイル]−5−フェニル−オキサゾール−2−イル}−プロピオン酸tert−ブチルエステル;
5−(3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(2−アセチル−オキサゾール−5−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
2−メチル−5−m−トリル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(2−アセチル−オキサゾール−5−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−(3−クロロ−フェニル)−2−メチル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(2−アセチル−オキサゾール−5−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
5−m−トリル−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(2−アセチル−オキサゾール−5−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
2−メチル−5−(3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(2−アセチル−オキサゾール−5−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
[2−(2−アセチル−オキサゾール−4−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−カルバミン酸 2−クロロ−ベンジルエステル;及び
5−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−2−イル)−オキサゾール−4−カルボン酸 [2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;
ここで、上記のリストに記載されたアクリルアミド誘導体の二重結合は、(E)−配置にあっても(Z)−配置にあってもよい(好ましくは、(E)−配置)。]
[0069] 本明細書のこれまでの又は以下の記載における、式(I)の化合物に対するいかなる言及も、適宜かつ好都合に、そのような式(I)の化合物の塩、特に、薬学的に許容される塩にも言及しているものと理解されるべきである。]
[0070] 「薬学的に許容される塩」という用語は、無毒性の無機若しくは有機酸及び/又は塩基付加塩を意味する。文献、例えば、"Salt selection forbasicdrugs"、Int. J. Pharm.(1986)、33、201−217。]
[0071] 化合物、塩、医薬組成物、疾患等に対して複数形が使用される場合には、単数の化合物、塩等をも意味することが意図されている。]
[0072] 態様1)〜40)のいずれか1つに従う式(I)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、医薬としての使用に適切である。特に、式(I)の化合物はALX受容体を調節し、すなわち、ALX受容体アゴニストとして作用し、炎症性疾患、閉塞性気道疾患、アレルギー、HIV−介在レトロウイルス感染、心血管障害、神経炎症、神経障害、疼痛、プリオン介在疾患及びアミロイド介在障害(特に、アルツハイマー病)等のALX受容体活性化に反応する疾患の予防又は治療に有用である;加えて、これらは、免疫反応(特に、免疫化によって惹起される免疫反応)の調節に有用である。特に、式(I)の化合物は、炎症性疾患、閉塞性気道疾患、アレルギー、心血管障害、神経炎症、神経障害、疼痛、プリオン介在疾患及びアミロイド介在障害(特に、アルツハイマー病)等の疾患の予防又は治療に有用である。]
[0073] 特に、態様1)〜40)のいずれか1つに従う式(I)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、炎症性疾患、閉塞性気道疾患及びアレルギーから選択される疾患の予防又は治療に適切である。]
[0074] 炎症性疾患、閉塞性気道疾患及びアレルギーは、下記の群の疾患及び障害の1つ、幾つか又はすべてを含むが、これらに限定されるものではない:]
[0075] 1)急性肺障害(ALI);成人/急性呼吸窮迫症候群(ARDS);慢性気管支炎若しくはそれに関連する呼吸困難を含む慢性閉塞性肺(pulmonary)、気道又は肺(lung)疾患(COPD,COAD又はCOLD);肺気腫;及び他の薬物治療、特に他の吸入薬物治療に起因する気道過敏性の悪化。特に、炎症性疾患、閉塞性気道疾患及びアレルギーは、COPD,COAD及びCOLDを含む。]
[0076] 2) さらに、炎症性疾患、閉塞性気道疾患及びアレルギーは、いかなるタイプの、又はいかなる病因による気管支炎をも包含する。]
[0077] 3) さらに、炎症性疾患、閉塞性気道疾患及びアレルギーは、いかなるタイプの、又はいかなる病因による気管支拡張症及び塵肺症をも包含する。]
[0078] 4) さらに、炎症性疾患、閉塞性気道疾患及びアレルギーは、内因性(非アレルギー性)喘息若しくは外因性(アレルギー性)喘息、軽度の喘息、中等度の喘息、重症喘息、気管支炎性喘息、運動誘発喘息、職業性喘息及び細菌感染に続いて誘発される喘息を含む、いかなるタイプの、又はいかなる病因による喘息をも包含する。]
[0079] 5) さらなる態様において、態様1)〜40)のいずれか1つに従う式(I)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、特に炎症性疾患の予防又は治療に適切である。炎症性疾患は、下記の群の疾患及び障害の1つ、幾つか又はすべてを含む:
5a) 特に、炎症性疾患は、好中球関連障害、特に、過剰−好中球増多症を含む、気道及び/又は肺に影響を与えるような気道の好中球関連障害を含む。さらに、好中球関連障害はまた、歯周炎、糸球体腎炎、嚢胞性線維症をも含む。
5b) さらに、炎症性疾患は、乾癬、接触皮膚炎、アトピー性皮膚炎、ヘルペス状皮膚炎、硬皮症、過敏性血管炎、じんましん、紅斑性狼瘡及び表皮剥離等の皮膚疾患を含む。
5c) さらに、炎症性疾患はまた、炎症相を有する疾患又は状態にも関連する。炎症相を有する疾患又は状態は、結膜炎、角膜乾燥症及び春季カタル等の眼に影響を与える疾患及び状態;アレルギー性鼻炎を含む、鼻に影響を与える疾患;並びに全身性紅斑性狼瘡、多発性軟骨炎、ウェゲナー肉芽腫症、膠原病、慢性活動性肝炎、重症筋無力症、スティーブンス・ジョンソン症候群、突発性スプルー、自己免疫性炎症性腸疾患(例えば、潰瘍性大腸炎及びクローン病)、バセドウ病眼症、慢性過敏性肺炎、原発性胆汁性肝硬変、角膜乾燥症及び春季カタル、間質性肺線維症、乾癬性関節炎及び糸球体腎炎等の自己免疫反応が関連し、又は自己免疫相若しくは自己免疫的な病因を有する炎症性疾患;を含むが、これらに限定されるものではない。
5d) さらに、自己免疫反応が関連し、又は自己免疫相若しくは自己免疫的な病因を有する炎症性疾患は、間接リウマチ、橋本病及びI又はII型糖尿病を含む。]
[0080] さらに、態様1)〜40)のいずれか1つに従う式(I)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、HIV−介在レトロウイルス感染の予防又は治療に適切である。]
[0081] HIV−介在レトロウイルス感染は、GUN−4v、GUN−7wt、AG204、AG206、AG208、HCM305、HCM308、HCM342、mSTD104及びHCM309等のHIV−1及びHIV−2株によって引き起こされる疾患及び障害の群の1つ、幾つか又はすべてを含むが、これらに限定されるものではない。]
[0082] さらに、態様1)〜40)のいずれか1つに従う式(I)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、心血管障害の予防又は治療に適切である。]
[0083] 心血管障害は、(心臓を含む)心血管系統の1又は2以上の病的状態及び依存性組織の疾患を意味する。心血管系統の病的状態及び依存性組織の疾患は、突発性心筋症、糖尿病性心筋症を含む代謝性心筋症、アルコール性心筋症、薬剤誘発性心筋症、虚血性心筋症及び高血圧性心筋症等の心筋の障害(心筋症又は心筋炎);大動脈、冠動脈、頸動脈、脳動脈、腎動脈、腸骨動脈、大腿動脈、膝窩動脈等の主要血管のアテローム性疾患(大血管性疾患);網膜細動脈、糸球体細動脈、神経栄養血管、心細動脈、及び目、腎臓、心臓及び中枢及び末梢神経系の関連する毛細血管等の細血管の中毒性、薬剤誘発性及び(高血圧性及び/又は糖尿病性疾患を含む)代謝疾患(微小血管障害);並びに大動脈、冠動脈、頸動脈、脳動脈、腎動脈、腸骨動脈、大腿動脈、膝窩動脈等の主要血管のアテローム病変のプラーク破裂を含むが、これらに限定されるものではない。]
[0084] さらに、態様1)〜40)のいずれか1つに従う式(I)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、神経炎症の予防又は治療に適切である。神経炎症は、細胞情報伝達分子の産生、グリア(glia、glial)の活性化経路及び反応の活性化、炎症促進性サイトカイン又はケモカイン、アストロサイトの活性化経路及び反応の活性化、ミクログリアの活性化経路及び反応の活性化、一酸化窒素合成酵素の産生及び一酸化窒素の蓄積、急性期タンパク質、シナプトフィジン及びシナプス後肥厚部タンパク95(PSD−95)の喪失、補体カスケードの構成要素、シナプス機能の喪失又は減少、プロテインキナーゼ活性(例えば、細胞死関連プロテインキナーゼ活性)、行動障害、細胞損傷(例えば、神経細胞損傷)、細胞死(例えば、神経細胞死)及び/又はアミロイド班のアミロイドβ沈着等の酸化ストレス関連反応を意味する。]
[0085] さらに、態様1)〜40)のいずれか1つに従う式(I)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、神経障害の予防又は治療に適切である。]
[0086] 特に、神経障害は、てんかん、発作、脳虚血、脳性麻痺、再発型多発性硬化症、進行型多発性硬化症、アルパース病、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、老年認知症、レビー小体型認知症、レット症候群、脊髄外傷、外傷性脳損傷、三叉神経痛、舌咽神経痛、ベル麻痺、重症筋無力症、筋ジストロフィー、進行型筋萎縮症、進行型延髄遺伝性筋萎縮症、ヘルニア性、破裂性若しくは脱出性椎間板症候群、頸椎症、神経叢疾患、胸郭出口破壊症候群、末梢神経障害、軽度の認知機能低下、認知機能低下、アルツハイマー病、パーキンソン病及びハンチントン舞踏病を含むが、これらに限定されるものではない。]
[0087] さらに、態様1)〜40)のいずれか1つに従う式(I)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、疼痛の予防又は治療に適切である。疼痛は、糖尿病性神経障害、帯状疱疹後神経痛、三叉神経痛、有痛性糖尿病性多発神経障害、卒中後痛、切断後痛、骨髄障害性若しくは神経根性疼痛、非定形顔面痛及びカウザルギー様症候群等の状態を例とする神経因性疼痛を含むが、これらに限定されるものではない。]
[0088] さらに、態様1)〜40)のいずれか1つに従う式(I)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、プリオン介在疾患の予防又は治療に適切である。プリオン介在疾患は、伝達性海綿状脳症(TSEs)としても知られており、クールー、ゲルストマン・ストロイスラー・シャインカー症候群(GSS)、致死性家族性不眠症(FFI)及びクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)を含むが、これらに限定されるものではない。]
[0089] さらに、態様1)〜40)のいずれか1つに従う式(I)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、アミロイド介在障害の治療に適切である。アミロイド介在障害は、アミロイド又はアミロイド様タンパク質により引き起こされ、又はこれらと関連する疾患又は障害と定義される。アミロイド又はアミロイド様タンパク質により引き起こされ、又はこれらと関連する疾患又は障害は、軽度の認知障害(MCI)等の認知記憶能力の喪失により特徴づけられる疾患又は状態を含む、アルツハイマー病(AD);レビー小体型認知症;ダウン症;アミロイドーシスを伴う脳内出血を含むが、これらに限定されるものではない。別の態様においては、アミロイド又はアミロイド様タンパク質により引き起こされ、又はこれらと関連する疾患又は障害は、進行性核上性麻痺、多発性硬化症、クロイツフェルト・ヤコブ病、パーキンソン病、HIV−関連痴呆、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、封入体筋炎(IBM)、成人発症型糖尿病及び老人性心アミロイドーシスを含む。]
[0090] さらに、態様1)〜40)のいずれか1つに従う式(I)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、免疫応答の調節に適切である。]
[0091] 免疫応答の調節は、少なくとも1つの抗原と少なくとも1つの態様1)〜40)のいずれか1つに従う式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩の組成物を対象に投与することを含むが、これらに限定されるものではない。いくつかの場合においては、抗原含有組成物を最初に投与し、次いで、少なくとも1つの態様1)〜40)のいずれか1つに従う式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩の組成物を投与する。他の場合においては、抗原含有組成物が最後に投与される。異なる組成物の投与は、同時に行ってもよく、連続的に行ってもよく、又は異なる時間に行ってもよい。これらの方法及び組成物は、治療的及び予防的免疫化(すなわち、獲得及び/又は自然免疫反応の意図的な誘発、増強(enhancement)、強化(intensification)又は調節)のために供されるものである。特記すべき利点は、以下の1又は2以上を含む:
1) 抗原を単独で投与した場合と比較した、態様1)に従う少なくとも1つの式(I)の化合物又はその薬学的に許容される塩及び抗原の投与に続く免疫反応の促進;
2) 少量の抗原(例えば、毒素又は病原体)、又は通常強い免疫反応を惹起しない抗原に対する感受性の増強;及び
3) より効果的な抗腫瘍治療。]
[0092] さらに、態様1)〜40)のいずれか1つに従う式(I)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、嚢胞性線維症、肺線維症、肺高血圧、創傷治癒、糖尿病性腎症、移植組織における炎症の減少、病原微生物により引き起こされる炎症性疾患の予防又は治療に適切である。]
[0093] 特に、態様1)〜40)のいずれか1つに従う式(I)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、下記の群の疾患及び障害の1つ、幾つか又はすべてから選択される疾患の予防又は治療に適切である:]
[0094] 1)急性肺障害(ALI);成人/急性呼吸窮迫症候群(ARDS);並びに内因性(非アレルギー性)喘息及び外因性(アレルギー性)喘息、軽度の喘息、中等度の喘息、重症喘息、気管支炎性喘息、運動誘発喘息、職業性喘息及び細菌感染に続いて誘発される喘息を含む、いかなるタイプの、又はいかなる病因によるかを問わない喘息;等の炎症性疾患、閉塞性気道疾患及びアレルギー;]
[0095] 2)好中球関連障害、特に、過剰−好中球増多症を含む、気道及び/又は肺に影響を与えるような気道の好中球関連障害;歯周炎;糸球体腎炎;嚢胞性線維症;等の炎症性疾患及び乾癬、接触皮膚炎、アトピー性皮膚炎、ヘルペス状皮膚炎、硬皮症、過敏性血管炎、じんましん、紅斑性狼瘡及び表皮剥離;等の皮膚病;]
[0096] 3)結膜炎、角膜乾燥症及び春季カタル等の眼に影響を与える疾患及び状態;自己免疫反応が関連し、又は自己免疫相若しくは自己免疫的な病因を有する炎症性疾患;並びに自己免疫性炎症性腸疾患(例えば、潰瘍性大腸炎及びクローン病);等の炎症相を有する疾患;]
[0097] 4) GUN−4v、GUN−7wt、AG204、AG206、AG208、HCM305、HCM308、HCM342、mSTD104及びHCM309等のHIV−1及びHIV−2株によって引き起こされる疾患及び障害等のHIV−介在レトロウイルス感染;]
[0098] 5)細胞情報伝達分子の産生、グリア(glia、glial)の活性化経路及び反応の活性化、炎症促進性サイトカイン又はケモカイン、アストロサイトの活性化経路及び反応の活性化、ミクログリアの活性化経路及び反応の活性化、アミロイド班のアミロイドβ沈着等の酸化ストレス関連反応に関連する神経炎症;]
[0099] 6)発作、脳虚血、アルツハイマー病及びパーキンソン病等の神経障害;]
[0100] 7)伝達性海綿状脳症(TSEs)としても知られている、クールー、ゲルストマン・ストロイスラー・シャインカー症候群(GSS)、致死性家族性不眠症(FFI)及びクロイツフェルト・ヤコブ病(CJD)等のプリオン介在疾患;]
[0101] 8)アミロイド介在障害;]
[0102] 9)嚢胞性線維症、創傷治癒及び病原微生物により引き起こされる炎症性疾患。]
[0103] 本発明はまた、上記の疾患の治療及び/又は予防のための医薬組成物の製造のための態様1)〜40)のいずれか1つに従う式(I)の化合物の使用に関する。]
[0104] 本発明はまた、態様1)〜40)のいずれか1つに従う式(I)の化合物の薬学的に許容される塩並びに医薬組成物及び製剤に関する。]
[0105] 本発明に従う医薬組成物は、活性成分として、態様1)〜40)のいずれか1つに従う式(I)の化合物の少なくとも1つ(又は、その薬学的に許容される塩)を、そして任意に、担体及び/又は希釈剤及び/又はアジュバントを含む。]
[0106] 態様1)〜40)のいずれか1つに従う式(I)の化合物及びそれらの薬学的に許容される塩は、医薬として、たとえば経腸又は非経口投与のための医薬組成物の形態で使用することができる。]
[0107] 医薬組成物の製造は、いずれの当業者によく知られた様式で(例えば、Remington、The Science and Practice of Pharmacy、21st Edition(2005)、Part 5、“Pharmaceutical Manufacturing”[Lippincott Williams & Wilkinsにより出版]を見よ。)、記述された式(I)の化合物又はこれらの薬学的に許容される塩を、任意にその他の治療的に有益な物質と組み合わせて、適切な無毒の不活性な治療上適合性のある固体又は液体の担体材料、及び必要に応じて、通常の薬学的アジュバントと共に、製剤投与形態とすることにより遂行することができる。]
[0108] 本発明はまた、薬学的に活性な量の態様1)〜40)のいずれか1つに従う式(I)の化合物を患者に投与することを含む、本明細書に言及した疾患又は障害の予防又は治療方法に関する。]
[0109] 温度に関して使用されていない場合には、数値「X」の前に置かれる「約」という用語は、本出願において、X−10%XからX+10%Xの間、好ましくはX−5%XからX+5%Xの間を表す。温度の特定の場合には、温度「Y」の前に置かれる「約」という用語は、この出願において、Y−10℃からY+10℃の間、好ましくはY−5℃からY+5℃の間を表す。さらに、ここで使用される「室温」(rt)という用語は、約25℃の温度を意味する。]
[0110] 式(I)の化合物は、以下の方法によって、実施例に示された方法によって、又は類似の方法によって製造することができる。最適反応条件は、使用する具体的反応物又は溶媒によって変わるが、このような条件は、当業者により、ルーチンの最適化手順によって決定することができる。]
[0111] 別段の記載がない限り、包括基、A、E、Q、R1、R2及びR3は、式(I)に定義した通りである。使用される他の略語は、実験の部に定義してある。下記の構造4b、4c及び7で使用する包括基Ruは、水素又は(C1−C3)アルキルを表す。下記の構造4及び6で使用する包括基Rxは、(C1−C2)アルキルを表すか、又は、両方のRxが一緒になって、エタン−1,2−ジイル架橋を形成する。下記の構造4及び6で使用する包括基Ryは、(C1−C3)アルキルを表す。下記のスキーム4で使用する包括基Rzは、(C1−C4)アルキルを表す。例えば、下記の構造3及び5、下記のスキーム及び実験の部の一般的な手順で使用する、包括的なカルボキシ保護基Rは、(C1−C4)アルキル、好ましくはメチル又はエチルを表す。下記の構造4c及び7で使用する包括的な基SiPGは、TMS、TIPS、TBDMS又はTBDPS等の適宜なシリル保護基を表し、好ましくはTBDMSである。]
[0112] アルコールのメタンスルフォニルクロリドとの反応は、使用する反応条件によって、それぞれのクロリド又はそれぞれのメシレート誘導体を形成するかもしれない;反応条件の仔細な違いが、反応の結果に影響を与えることは、当該技術分野においてよく知られている;以下に述べる反応において、通常、クロリドとメシレートの両試薬が求電子剤として有用であることが理解されるべきである。]
[0113] 幾つかの場合においては、包括的な基A、E、Q、R1、R2及びR3は、下記のスキームに図示した製法に適合しないため、保護基(PG)の使用が必要となるだろう。保護基の使用は、技術分野においてよく知られている(例えば、“Protective Groups in Organic synthesis”、T.W. Greene、P.G.M. Wuts、Wiley−Interscience、1999を見よ。)。この議論の目的のために、そのような必要な保護基が適切に導入されているものと仮定する。]
[0114] A.最終生成物の合成
以下のセクションA.a)〜A.d)において、式(I)の化合物の製造のための一般的方法を記述する。]
[0115] A.a) 式(I)の化合物は、rt付近の温度における、適宜なクロロギ酸エステル、R1−E−COCl(Eは*−(C1−C4)アルキル−O−を表す。)との反応により、又は、CH2Cl2等の適切な溶媒中、Et3N又はDIPEA等の塩基の存在下での、rt付近の温度における、式R1−E−COCl(Eは、式(I)に定義した通りのオキサゾール若しくはチアゾール基、又は−CH=CH−を表す。)の適宜なカルボン酸クロリドとの反応により、構造1のアミンから製造することができる。購入可能でない場合には、適宜なクロロギ酸エステルは、CH2Cl2等の適切な溶媒中、Et3N等の塩基の存在下で、rt付近の温度における、ホスゲンとの反応により、対応するアルコールから製造することができる。購入可能でない場合には、適宜なカルボン酸クロリドは、トルエン等の適切な溶媒中、DMFの存在下で、rt付近の温度にて、オキサリルクロリド等の試薬との反応により、対応するカルボン酸から製造することができる。また、構造1のアミンは、DIPEA又はEt3N等の塩基の存在下、rt付近の温度にて、CH2Cl2等の適切な溶媒中で、EDC/HOBt/DMAP、TBTU、HBTU又はPyBOP等の標準的なアミドカップリング条件を用いて、式R1−E−COOHの対応するカルボン酸とカップリングすることができる。Eが*−(C1−C4)アルキル−O−を表す場合には、構造1のアミンは、AcCN等の適切な溶媒中、Et3N又はDIPEA等の塩基の存在下で、例えば、4−ニトロフェニルクロロギ酸エステルを用いて構造1の化合物を活性化することにより、又は、CH2Cl2等の適切な溶媒中、Et3N又はDIPEA等の塩基の存在下における、例えばホスゲンを用いた、R1−E−H(Eは*−(C1−C4)アルキル−O−を表す。)からの、クロロギ酸エステルのin−situ形成により、式R1−E−Hの対応するアルコールとカップリングすることができる。]
[0116] ]
[0117] 構造1の化合物は、Pd/C、Pt/C又はPtO2等の金属触媒の存在下における、MeOH又はEtOH等の適宜な溶媒中での、rt付近の温度での水素化により、又は、アンモニウムの存在下における、H2O/EtOH等の溶媒混合物中での、rt〜95℃の範囲の温度における、鉄等の金属を用いた還元により、ニトロ基を還元することにより、構造2の化合物から得ることができる。]
[0118] A.b) また、R2が−CO−(C1−C3)アルキルを表す式(I)の化合物は:
−NaBH4等の試薬を用いた、MeOH等の溶媒中での、rt付近の温度における、又はDiBAL等の試薬を用いた、THF等の溶媒中での、約−78℃〜rtの範囲の温度における、標準的な還元条件下での、構造3のエステルの対応するアルコールへの還元
−MnO2、クロロクロム酸ピリジニウム又はNMO/TPAP等の試薬を用いた、AcCN又はCH2Cl2等の溶媒中での、rt付近の温度における、標準的な酸化条件下での、アルコールの対応するアルデヒドへの酸化;
−THF等の溶媒中における、rt未満の温度における(好ましくは、約−7℃)、アルキルグリニア試薬の添加、又は約0℃における、CH2Cl2等の溶媒中における、トリアルキルアルミナ試薬の添加による、対応する第二アルコールの生成;及び
−TPAP/NMO又はMnO2等の試薬を用いた、CH2Cl2又はAcCN等の溶媒中での、rt付近の温度における、標準的な酸化条件下でのアルコールの酸化による、式(I)の化合物の生成、
を含むシークエンスにより製造してもよい。]
[0119] ]
[0120] A.c) また、式(I)の化合物は、以下にあげるような標準的な条件を用いた、構造4のケタールの脱保護により製造することができる:
−rt付近の温度にて、THF等の溶媒中において、希塩酸等の酸を用い;又は
−MeOH等の溶媒中にて、SCXシリカゲルを用い;又は
−MeOH等の溶媒中にて、トシル酸等のシリカゲル結合酸を用い;又は
−水等の溶媒中で、約0℃〜約50℃の範囲の温度にてギ酸等の酸を用いる。]
[0121] ]
[0122] A.d) また、R2が−CO−(C1−C3)アルキルを表す式(I)の化合物は:
−TPAP/NMO又はMnO2等の試薬を用いた、CH2Cl2又はAcCN等の溶媒中での、rt付近の温度における、標準的な酸化条件下での、構造4bのアルコール(Ruは(C1−C3)アルキルを表す。)の酸化;又は
−構造4bのアルコール(Ruは水素を表す。)を出発物質とする、A.b)の最後の3工程に記載した、酸化−付加−酸化シークエンス
のいずれかによって製造してもよい。]
[0123] ]
[0124] B.中間体の合成:
R2が−CO−(C1−C3)アルキルを表す構造2の化合物は、セクションA.b)に記載した手順に従って構造5の化合物から、又は上記セクションA.c)に記載した手順に従って構造6の化合物から製造することができる。R2が−CF2−(C1−C3)アルキルを表す構造2の化合物は、(ジエチルアミノ)サルファートリフルオリド又は(ビス(2−メトキシエチル)アミノ)サルファートリフルオリド等のフッ化剤を用いて、トルエン等の溶媒中で、約60℃の温度にて、R2が−CO−(C1−C3)アルキルを表す構造2の化合物から製造してもよい。]
[0125] Aがオキサゾール−2,4−ジイルを表す構造2の化合物は、K2CO3又はCs2CO3等の塩基の存在下、アセトン又はAcCN等の溶媒中で、rt又は80℃付近の温度にて、(テトラブチルアンモニウムブロミドを添加し、又は添加せずに、)、メタンスルホン酸4−アセチル−オキサゾール−2−イルメチルエステルを4−ニトロ−2H−[1,2,3]トリアゾールと反応させることにより製造してもよい。また、反応は、DIPEA等の塩基の存在下で、DMF、アセトン又は両者の混合物等の溶媒中、rt又は50℃付近の温度にて行ってもよい。]
[0126] Aがイソキサゾール−2,4−ジイルを表す構造2の化合物は、K2CO3又はCs2CO3等の塩基の存在下、アセトン又はAcCN等の溶媒中、rt又は80℃付近の温度にて(テトラブチルアンモニウムブロミドを添加し、又は添加せずに)、1−(5−クロロメチル−イソキサゾール−3−イル)−エタノンを、4−ニトロ−2H−[1,2,3]トリアゾールと反応させることにより製造してもよい。また、反応は、DIPEA等の塩基の存在下で、DMF、アセトン又は両者の混合物等の溶媒中、rt又は50℃付近の温度にて行ってもよい。]
[0127] より一般的な方法においては:
構造2の化合物は、K2CO3又はCs2CO3等の塩基の存在下、アセトン又はAcCN等の溶媒中で、rt又は80℃付近の温度にて、(テトラブチルアンモニウムブロミドを添加し、又は添加せずに、)、Ms−O−CH2−A−C(O)−(C1−C3)アルキル又はCl−CH2−A−C(O)−(C1−C3)アルキル(特に、1−(5−クロロメチル−イソキサゾール−3−イル)−エタノン又はメタンスルホン酸4−アセチル−オキサゾール−2−イルメチルエステル)を、4−ニトロ−2H−[1,2,3]トリアゾールと反応させることにより製造してもよい。また、反応は、DIPEA等の塩基の存在下で、DMF、アセトン又は両者の混合物等の溶媒中、rt又は50℃付近の温度にて行ってもよい。]
[0128] R2が−SO2−(C1−C3)アルキルを表す構造2の化合物は、K2CO3又はCs2CO3等の塩基の存在下、アセトン又はAcCN等の溶媒中で、rt又は80℃付近の温度にて、(テトラブチルアンモニウムブロミドを添加し、又は添加せずに、)、4−ニトロ−2H−[1,2,3]トリアゾール(T. E. Eaglesら、Org anic preparations and procedures 2(2)、117−119、1970、P. N. Neuman J. heterocycl. Chem. 8、51−56、1971)を、Cl−CH2−A−SO2−(C1−C3)アルキル(特に、2−クロロメチル−5−メタンスルフォニル−フラン)と反応させることにより製造してもよい。また、反応は、DIPEA等の塩基の存在下で、DMF、アセトン又は両者の混合物等の溶媒中、rt又は50℃付近の温度にて行ってもよい。]
[0129] 構造3及び4の化合物は、それぞれ構造5及び6の化合物から、セクションA.a)に記載の手順と同様に製造することができる。]
[0130] ]
[0131] 構造3のそれぞれの化合物を出発物質として、A.b)に記載のシークエンスの第一工程(Ruは水素を表す。)又は最初の3工程(Ruは(C1−C3)アルキルを表す。)により、構造4bの化合物を製造することができる。]
[0132] また、それぞれの構造4cの化合物を出発物質として、THF等の溶媒中のTBAFを用いたシリル脱保護により、構造4bの化合物製造することができる。]
[0133] ]
[0134] 構造4cの化合物は、構造7の化合物から、セクションA.a)に記載の手順と同様に製造してもよい。]
[0135] ]
[0136] 構造5の化合物は、4−ニトロ−2H−[1,2,3]トリアゾール(T. E. Eaglesら、Organic preparations and procedures 2(2)、117−119、1970、P. N. Neuman J. heterocycl. Chem. 8、51−56、1971)を、例えば、購入可能な5−クロロメチル−フラン−2−カルボン酸エステル(Aはフラン−2,5−ジイルを表す。)、又は購入可能な5−ブロモ−ペンタン酸エステル(Aはプロパン−1,3−ジイルを表す。)、又は4−クロロメチル−チアゾール−2−カルボン酸エステル(Aはチアゾール−2−4−ジイルを表す。)と反応させることにより製造してもよい。反応は、K2CO3又はCs2CO3等の塩基の存在下、アセトン又はAcCN等の溶媒中、rt又は80℃付近の温度にて、場合によってはテトラブチルアンモニウムブロミドを添加して行ってもよい。また、反応は、DIPEA等の塩基の存在下で、DMF、アセトン又は両者の混合物等の溶媒中、rt又は50℃付近の温度にて行ってもよい。]
[0137] 構造6の化合物は、Aがフラン−2,5−ジイルを表す場合には、2−(5−クロロメチル−フラン−2−イル)−2−メチル−[1,3]ジオキソラン等の適宜な保護フラン誘導体を、又はAがプロパン−1,3−ジイルを表す場合には、2−(4−ブロモ−ブチル)−2−メチル−[1,3]ジオキソラン等の適宜な保護4−ブロモ−ブチルケトン誘導体を、又はAがチオフェン−2,5−ジイルを表す場合には、2−(5−クロロメチル−チオフェン−2−イル)−2−メチル−[1,3]ジオキソラン等の適宜な保護チオフェン誘導体を、又はAがフェニル−1,3−ジイルを表す場合には、メタンスルホン酸3−(2−メチル−[1,3]ジオキソラン−2−イル)−ベンジルエステル等の適宜な保護フェニル誘導体を、又はAがピリジン−2,6−ジイルを表す場合には、メタンスルホン酸 6−(2−メチル−[1,3]ジオキソラン−2−イル)−ピリジン−2−イルメチルエステル等の適宜な保護ピリジン誘導体を、又はAがピリジン−2,4−ジイルを表す場合には、メタンスルホン酸 4−(2−メチル−[1,3]ジオキソラン−2−イル)−ピリジン−2−イルメチルエステル若しくはメタンスルホン酸 2−(2−メチル−[1,3]ジオキソラン−2−イル)−ピリジン−4−イルメチルエステル等の適宜な保護ピリジン誘導体を、又はAがチアゾール−2,4−ジイルを表す場合には、メタンスルホン酸 4−(2−メチル−[1,3]ジオキソラン−2−イル)−チアゾール−2−イルメチルエステル若しくは4−クロロメチル−2−(2−メチル−[1,3]ジオキソラン−2−イル)−チアゾール等の適宜な保護チアゾール誘導体を、又はAがチオフェン−2,4−ジイルを表す場合には、2−(4−クロロメチル−チオフェン−2−イル)−2−メチル−[1,3]ジオキソラン若しくは2−(5−クロロメチル−チオフェン−3−イル)−2−メチル−[1,3]ジオキソラン等の適宜な保護チオフェン誘導体を、又はAがチアゾール−2,5−ジイルを表す場合には、メタンスルホン酸 5−(2−メチル−[1,3]ジオキソラン−2−イル)−チアゾール−2−イルメチルエステル若しくは5−クロロメチル−2−(2−メチル−[1,3]ジオキソラン−2−イル)−チアゾール等の適宜な保護チアゾール誘導体を、又はAがオキサゾール−2,5−ジイルを表す場合には、2−クロロメチル−5−(2−メチル−[1,3]ジオキソラン−2−イル)−オキサゾール等の適宜な保護オキサゾール誘導体、又は、式Ms−O−CH2−A−C(ORx)2−(C1−C3)アルキル又はCl−CH2−A−C(ORx)2−(C1−C3)アルキルの別の適宜な試薬を用いて、構造5の化合物と同様に製造してもよい。]
[0138] 構造6の化合物は、TsOH等の試薬の存在下、トルエン等の溶媒中、約110℃の温度にて、エチレングリコール等の試薬を用いて、R2が−CO−(C1−C3)アルキルを表す構造2の化合物から;又は、エチレングリコール等の溶媒中、約95℃の温度にて、LiBF4及びオルトギ酸トリメチル等の試薬を用いて、R2が−CO−(C1−C3)アルキルを表す構造2の化合物から得ることもできる。]
[0139] また、構造6の化合物は、セクションA.b)に記載のシークエンスと同様に、次いで、TsOH等の試薬の存在下、トルエン等の溶媒中、約110℃の温度にて、エチレングリコール等の試薬を用いて、ケト官能基を保護することにより、構造5の化合物から合成してもよい。また、ケタール形成は、エチレングリコール等の溶媒中、約95℃の温度にて、LiBF4及びオルトギ酸トリメチル等の試薬を用いて行ってもよい。]
[0140] 構造7の化合物は、Aがオキサゾール−2,5−ジイルを表す場合には、2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−5−クロロメチル−オキサゾール等のオキサゾール誘導体を、又は、Aがオキサゾール−2,4−ジイルを表す場合には、メタンスルホン酸2−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシメチル)−オキサゾール−4−イルメチルエステル等の適宜な保護オキサゾール誘導体を用いて、購入可能な4−ニトロ−2H−[1,2,3]トリアゾール(T. E. Eaglesら、Organic p reparations and procedures 2(2)、117−119、1970、P. N. Neuman J. heterocycl. Chem. 8、51−56、1971)から、構造5の化合物と同様に製造してもよい。]
[0141] 2−(5−クロロメチル−フラン−2−イル)−2−メチル−[1,3]ジオキソランは、下記のシークエンスを用いて製造してもよい:a)エチレングリコール等の溶媒中、約95℃の温度における、オルトギ酸トリメチル及びLiBF4等の触媒の存在下での、購入可能な1−フラン−2−イル−エタノンの保護、b)THF等の溶媒中、約−78℃の温度における、n−ブチルリチウム等の有機リチウム試薬を用いたリチオ化、続くDMFの添加、c)MeOH等の溶媒中、約0℃の温度における、NaBH4等の還元剤を用いた還元、d)Et3N及びDMAP等の塩基の存在下、CH2Cl2等の溶媒中における、約0℃の温度での、例えばメタンスルホニルクロリドを用いた、アルコールの塩素化。]
[0142] 1−(5−クロロメチル−イソキサゾール−3−イル)−エタノンは、下記のシークエンスを用いて製造してもよい:a)イミダゾール等の塩基の存在下、THF等の溶媒中における、例えば、tert−ブチルジメチルシリルクロリドを用いた5−ヒドロキシメチル−イソキサゾール−3−カルボン酸エチルエステルの保護、b)THF等の溶媒中、rt未満の温度における、DiBAL等の還元剤を用いた還元、c)AcCN等の溶媒中、rt付近の温度における、MnO2等の酸化剤を用いた、標準的酸化条件下でのアルコールの酸化、d)CH2Cl2等の溶媒中、約0℃の温度における、トリメチルアルミニウムの添加、e)AcCN等の溶媒中、rt付近の温度における、MnO2等の試薬を用いた、標準的酸化条件下でのアルコールの酸化、f)エチレングリコール等の溶媒中、約95℃の温度における、オルトギ酸トリメチル及びLiBF4等の触媒の存在下における、シリル保護基の脱保護、g)CH2Cl2等の溶媒中、Et3N及びDMAP等の塩基の存在下での、約0℃の温度における、例えば、メタンスルフォニルクロリドを用いたアルコールの塩素化。]
[0143] 2−(5−クロロメチル−チオフェン−2−イル)−2−メチル−[1,3]ジオキソランは、下記のシークエンスを用いて製造してもよい:a)THF等の溶媒中、約−78℃の温度における、N,N,N’,N’−テトラメチル−エチレンジアミンの存在下での、n−ブチルリチウム等の有機リチウム試薬を用いた、購入可能な2−メチル−2−チオフェン−2−イル−[1,3]ジオキソランのリチオ化、続く、DMFの添加、b)MeOH等の溶媒中、約0℃の温度における、NaBH4等の還元剤を用いた還元、及びc)Et3N及びDMAP等の塩基の存在下、CH2Cl2等の溶媒中における、約0℃の温度での、例えばメタンスルホニルクロリドを用いた、アルコールの塩素化。]
[0144] メタンスルホン酸6−(2−メチル−[1,3]ジオキソラン−2−イル)−ピリジン−2−イルメチルエステルは、下記のシークエンスを用いて製造してもよい:a)エーテル等の溶媒中、約−78℃の温度における、購入可能な2,6−ジブロモピリジンの、n−ブチルリチウム等の有機リチウム試薬との反応、続く、−78℃〜rtの範囲の温度における、N,N−ジメチルアセタミドを用いたアセチル化、b)エチレングリコール等の溶媒中、約95℃の温度における、オルトギ酸トリメチル及びLiBF4等の触媒の存在下での、ケタールの形成、c)エーテル等の溶媒中、約−78℃の温度における、n−ブチルリチウム等の有機リチウム試薬を用いたリチオ化、続く、DMFを用いたホルミル化、d)MeOH等の溶媒中、rt付近の温度における、NaBH4等の還元剤を用いた還元、及びe)CH2Cl2等の溶媒中、Et3N又はDMAP等の塩基の存在下における、約0℃の温度での、メタンスルフォニルクロリド等の試薬を用いたメシル化。]
[0145] メタンスルホン酸2−(2−メチル−[1,3]ジオキソラン−2−イル)−ピリジン−4−イルメチルエステルは、下記のシークエンスを用いて製造してもよい:a)エーテル等の溶媒中、約−78℃の温度における、購入可能な2,4−ジブロモピリジンの、n−ブチルリチウム等の有機リチウム試薬との反応、続く、−78℃〜rtの範囲の温度における、N,N−ジメチル−ホルムアミドを用いたアセチル化、b)MeOH等の溶媒中、rt付近の温度における、NaBH4等の還元剤を用いた還元、c)イミダゾール等の塩基の存在下、ジクロロメタン等の溶媒中における、tert−ブチルジメチルシリルクロリドを用いたアルコールの保護、d)エーテル等の溶媒中、約−78℃の温度における、保護アルコールの、n−ブチルリチウム等の有機リチウム試薬との反応、続く、−78℃〜rtの範囲の温度における、N,N−ジメチルアセタミドを用いたアセチル化、e)エチレングリコール等の溶媒中、約95℃の温度における、オルトギ酸トリメチル及びLiBF4等の触媒の存在下での、ケタールの形成、f)THF等の溶媒中、rt又は0℃付近の温度における、TBAF等の標準的な条件下での、シリル保護基の脱保護、g)CH2Cl2等の溶媒中、Et3N又はDMAP等の塩基の存在下における、約0℃の温度での、メタンスルフォニルクロリド等の試薬を用いたメシル化。]
[0146] 2−(4−ブロモ−ブチル)−2−メチル−[1,3]ジオキソランは、K2CO3等の塩基の存在下、クロロホルム等の溶媒中、約0℃の温度において、購入可能な1−メチルシクロペンタノールを、臭素と反応させ、次いで、TsOH等の触媒の存在下、エチレングリコールを用いて保護することにより製造してもよい。]
[0147] メタンスルホン酸3−(2−メチル−[1,3]ジオキソラン−2−イル)−ベンジルエステルは、購入可能な1,3−ジブロモベンゼンを出発物質とする点を除いては、メタンスルホン酸 6−(2−メチル−[1,3]ジオキソラン−2−イル)−ピリジン−2−イルメチルエステルに対して記載した通りに製造してもよい。]
[0148] メタンスルホン酸4−(2−メチル−[1,3]ジオキソラン−2−イル)−ピリジン−2−イルメチルエステルは、購入可能な2,4−ジブロモピリジンを出発物質とする点を除いては、メタンスルホン酸 6−(2−メチル−[1,3]ジオキソラン−2−イル)−ピリジン−2−イルメチルエステルに対して記載した通りに製造してもよい。]
[0149] メタンスルホン酸2−アセチル−ピリジン−4−イルメチルエステルは、下記のシークエンスを用いて製造してもよい:a)エーテル等の溶媒中、約−78℃の温度における、購入可能な2,4−ジブロモピリジンの、n−ブチルリチウム等の有機リチウム試薬との反応、続く、N,N−ジメチルホルムアミドを用いたホルミル化、b)MeOH等の溶媒中、rt付近の温度における、NaBH4等の還元剤を用いた還元、c)CH2Cl2等の溶媒中、イミダゾール等の塩基の存在下における、tert−ブチルジメチルシリルクロリド等のシリル保護剤の存在下における保護、d)エーテル等の溶媒中、約−78℃の温度における、n−ブチルリチウム等の有機リチウム試薬を用いたリチオ化、続く、N,N−ジメチルアセタミドを用いたアセチル化、e)THF等の溶媒中、rt付近の温度における、TBAF等のフッ化剤を用いた、シリルエーテル誘導体の脱保護、及びf)CH2Cl2等の溶媒中、Et3N又はDMAP等の塩基の存在下における、約0℃の温度での、メタンスルフォニルクロリド等の試薬を用いたメシル化。]
[0150] メタンスルホン酸4−(2−メチル−[1,3]ジオキソラン−2−イル)−チアゾール−2−イルメチルエステルは、購入可能な2,4−ジブロモ−チアゾールを出発物質とする点を除いては、メタンスルホン酸 2−(2−メチル−[1,3]ジオキソラン−2−イル)−ピリジン−4−イルメチルエステルに対して記載した通りに製造してもよい。]
[0151] 2−(4−クロロメチル−チオフェン−2−イル)−2−メチル−[1,3]ジオキソランは、購入可能な1−(4−ブロモ−2−チエニル)−エタン−1−オンを出発物質とする点を除いては、2−(5−クロロメチル−フラン−2−イル)−2−メチル−[1,3]ジオキソランに対して記載した通りに製造してもよい。]
[0152] 4−クロロメチル−チアゾール−2−カルボン酸エチルエステルは、下記のシークエンスを用いて製造してもよい:a)トルエン等の溶媒中、約80℃の温度における、購入可能なオキサミン酸 エチルエステルのLawessonの試薬との反応;及びb)約110℃の温度における、トルエン等の溶媒中での、1,3−ジクロロアセトンを用いた環化。]
[0153] 4−クロロメチル−2−(2−メチル−[1,3]ジオキソラン−2−イル)−チアゾールは、A.b)に記載したシークエンスにより、続いて、エチレングリコール等の溶媒中、約90℃の温度で、オルトギ酸トリメチル及びLiBF4等の触媒の存在下、ケタールを形成することにより、4−クロロメチル−チアゾール−2−カルボン酸エチルエステルから製造してもよい。]
[0154] 2−クロロメチル−5−メタンスルフォニル−フランは、下記のシークエンスを用いて製造してもよい:a)DMSO等の溶媒中、約100℃の温度における、購入可能な5−ニトロ−フラン−2−カルボン酸エチルエステルのチオメチル酸ナトリウムとの反応、b)CH2Cl2等の溶媒中、rt付近の温度における、m−CPBA等の酸化剤を用いた酸化、c)THF等の溶媒中、rt未満の温度における、DiBAL等の還元剤を用いた還元、及びd)ジクロロメタン等の溶媒中、Et3N又はDMAP等の塩基の存在下、約0℃の温度における、メタンスルフォニルクロリド等の試薬を用いた塩素化。]
[0155] メタンスルホン酸5−(2−メチル−[1,3]ジオキソラン−2−イル)−チアゾール−2−イルメチルエステルは、下記のシークエンスを用いて製造してもよい:a)ジクロロメタン等の溶媒中、約0℃の温度における、購入可能な2−ブロモ−チアゾール−5−カルバルデヒドのトリメチルアルミニウムとの反応、b)アセトニトリル等の溶媒中、rt付近の温度における、MnO2等の酸化剤を用いた酸化、c)エチレングリコール等の溶媒中、約95℃の温度における、オルトギ酸トリメチル及びLiBF4等の触媒の存在下での、ケタールの形成、d)エーテル等の溶媒中、約−78℃の温度における、n−ブチルリチウム等の有機リチウム試薬を用いたリチオ化、続く、N,N−ジメチルホルムアミドを用いたホルミル化、e)MeOH等の溶媒中、rt付近の温度における、NaBH4等の還元剤を用いた還元、f)CH2Cl2等の溶媒中、Et3N又はDMAP等の塩基の存在下における、約0℃の温度での、メタンスルフォニルクロリド等の試薬を用いたメシル化。]
[0156] 5−クロロメチル−2−(2−メチル−[1,3]ジオキソラン−2−イル)−チアゾールは、下記のシークエンスを用いて製造してもよい:a)MeOH等の溶媒中、rt付近の温度における、NaBH4等の還元剤を用いた、購入可能な2−ブロモ−チアゾール−5−カルバルデヒドの還元、b)CH2Cl2等の溶媒中、イミダゾール等の塩基の存在下における、tert−ブチルジメチルシリルクロリドを用いたアルコールの保護、c)エーテル等の溶媒中、約−78℃の温度における、n−ブチルリチウム等の有機リチウム試薬を用いたリチオ化、続く、N,N−ジメチルアセタミドを用いたアセチル化、d)エチレングリコール等の溶媒中、約95℃の温度における、オルトギ酸トリメチル及びLiBF4等の触媒の存在下での、ケタールの形成、e)THF等の溶媒中、rt付近の温度における、TBAF等のフッ化剤を用いた、シリルエーテル誘導体の脱保護、及びf)CH2Cl2等の溶媒中、Et3N又はDMAP等の塩基の存在下、約0℃の温度における、メタンスルフォニルクロリド等の試薬を用いた塩素化。]
[0157] 2−(5−クロロメチル−チオフェン−3−イル)−2−メチル−[1,3]ジオキソランは、購入可能な4−ブロモ−チオフェン−2−カルバルデヒドを出発物質とする点を除いては、5−クロロメチル−2−(2−メチル−[1,3]ジオキソラン−2−イル)−チアゾールに対して記載した通りに製造してもよい。]
[0158] メタンスルホン酸4−アセチル−オキサゾール−2−イルメチルエステルは、下記のシークエンスを用いて製造してもよい:a)NaHCO3等の塩基の存在下、THF等の溶媒中、60℃前後の温度において、購入可能な3−フェニル−アクリルアミドを3−ブロモ−2−オキソープロピオン酸エチルエステルと反応させるオキサゾール形成、b)ジクロロメタン等の溶媒中、rt付近の温度における、例えば、シリカゲル支持NaIO4及びRuCl3水和物等の金属錯体を用いた酸化的開裂、c)EtOH等の溶媒中、約0℃の温度における、NaBH4等の還元剤を用いた還元、d)CH2Cl2等の溶媒中、イミダゾール等の塩基の存在下における、tert−ブチルジメチルシリルクロリドを用いたアルコールの保護、e)CH2Cl2等の溶媒中、約−78℃の温度における、DiBAL等の還元剤を用いた、アルデヒドへの還元、f)ジクロロメタン等の溶媒中、約0℃の温度におけるトリメチルアルミニウムとの反応、g)アセトニトリル等の溶媒中、rt付近の温度における、MnO2等の酸化剤を用いた酸化、h)THF等の溶媒中、rt付近の温度における、TBAF等のフッ化剤を用いた、シリルエーテル誘導体の脱保護、及びi)CH2Cl2等の溶媒中、Et3N又はDMAP等の塩基の存在下における、約0℃の温度での、メタンスルフォニルクロリド等の試薬を用いたメシル化。]
[0159] メタンスルホン酸2−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシメチル)−オキサゾール−4−イルメチルエステルは、下記のシークエンスを用いて製造してもよい:a)NaHCO3等の塩基の存在下、THF等の溶媒中、60℃前後の温度において、購入可能な3−フェニル−アクリルアミドを3−ブロモ−2−オキソープロピオン酸エチルエステルと反応させるオキサゾール形成、b)CH2Cl2等の溶媒中、rt付近の温度における、例えば、シリカゲル支持NaIO4及びRuCl3水和物等の金属錯体を用いた酸化的開裂、c)EtOH等の溶媒中、約0℃の温度における、NaBH4等の還元剤を用いた還元、d)CH2Cl2等の溶媒中、イミダゾール等の塩基の存在下における、tert−ブチルジメチルシリルクロリドを用いたアルコールの保護、e)THF等の溶媒中、約0℃の温度における、DiBAL等の還元剤を用いたアルコールへの還元、f)CH2Cl2等の溶媒中、Et3N又はDMAP等の塩基の存在下における、約0℃の温度での、メタンスルフォニルクロリド等の試薬を用いたメシル化。]
[0160] 2−[1−(tert−ブチル−ジメチル−シラニルオキシ)−エチル]−5−クロロメチル−オキサゾールは、下記のシークエンスを用いて製造してもよい:a)THF等の溶媒中、約−15℃の温度における、購入可能なオキサゾールの、イソプロピルマグネシウムクロリド等の有機マグネシウム試薬との反応、続く、−15℃〜rtの範囲の温度でのN−メトキシ−N−メチルアセタミドを用いたアセチル化、b)MeOH等の溶媒中、rt付近の温度における、NaBH4等の還元剤を用いた還元;c)イミダゾール等の塩基の存在下、THF等の溶媒中における、tert−ブチルジメチルシリルクロリドを用いたアルコールの保護、d)THF等の溶媒中、−78℃〜−40℃の範囲の温度における、保護アルコールの、t−ブチルリチウム等の有機リチウム試薬との反応、続く、−78℃〜rtの範囲の温度における、N,N−ジメチル−ホルムアミドを用いたホルミル化、e)MeOH等の溶媒中、rt付近の温度における、NaBH4等の還元剤を用いた還元、g)CH2Cl2等の溶媒中、Et3N又はDMAP等の塩基の存在下での、約0℃の温度における、メタンスルフォニルクロリド等の試薬を用いた塩素化。]
[0161] 2−クロロメチル−5−(2−メチル−[1,3]ジオキソラン−2−イル)−オキサゾールは、下記のシークエンスを用いて製造してもよい:a)THF等の溶媒中、約−78℃の温度における、n−ブチルリチウム等の有機リチウム試薬を用いた、購入可能なオキサゾールのリチオ化、及び、続く、DMFの添加、b)MeOH等の溶媒中、約0℃の温度における、NaBH4等の還元剤を用いた還元、c)イミダゾール等の塩基の存在下、THF等の溶媒中における、tert−ブチルジメチルシリルクロリドを用いたアルコールの保護、d)THF等の溶媒中、−78℃〜−40℃の範囲の温度における、t−ブチルリチウム等の有機リチウム試薬を用いたリチオ化、続く、−78℃〜rtの範囲の温度における、DMFを用いたホルミル化、e)ジクロロメタン等の溶媒中での、約0℃の温度における、トリメチルアルミニウムとの反応、f)アセトニトリル等の溶媒中、rt付近の温度における、MnO2等の酸化剤を用いた酸化、g)エチレングリコール等の溶媒中、約95℃の温度における、オルトギ酸トリメチル及びLiBF4等の触媒の存在下における、ケタール形成及びシリル保護基の脱保護、h)CH2Cl2等の溶媒中、約0℃の温度における、Et3N及びDMAP等の塩基の存在下での、例えば、Ms−Clを用いたアルコールの塩素化。]
[0162] 式R1−E−COClのクロロギ酸エステル若しくは酸クロリド、又は式R1−E−COOHのカルボン酸は購入可能であるか、又は、周知の方法に従って、例えば、購入可能な安息香酸、ベンズアルデヒド、ベンジルアルコール又はそれらのヘテロシクリルアナログから合成される。]
[0163] 構造8の化合物でもある式R1−E−COOHの酸は、当該技術分野において周知であるか、又は、下記の方法に従って製造される。]
[0164] ]
[0165] R3がMeを表す構造8の化合物は、氷酢酸等の酸の存在下、3−オキソープロピオン酸エステル誘導体を、亜硝酸ナトリウム水溶液と反応させることにより、スキーム1に記載の通りに製造してもよい。続く、氷酢酸等の酸及び触媒量の塩化水銀又は塩化亜鉛等の金属塩化物及び亜鉛粉末の存在下での、無水酢酸を用いたオキシムの変換、クロロホルム中塩化チオニル等の脱水条件下でのその後の環化、続く、エタノール/水又はTHF等の溶媒又は溶媒混合物中における、NaOH等の塩基による処理のような既知の方法を用いたエステル官能基のけん化により、所望の酸誘導体が得られる。それぞれの3−オキソープロピオン酸エステル誘導体は、購入可能であるか、又は当該技術分野において周知である。]
[0166] ]
[0167] また、構造8の化合物は、3−オキソープロピオン酸エステル誘導体を、4−アセタミドベンゼンスルフォニルアジド及びEt3N等の塩基の溶液と反応させることにより、スキーム2に記載の通りに製造してもよい。続く、カルボキサミド誘導体と、テトラキス(アセタート)ジロジウム(II)二水和物等の触媒による処理、その後の、Et3N等の塩基の存在下における、トリフェニルホスフィン及びヨウ素を用いた環化により、それぞれのエステル誘導体が得られる。エタノール/水又はTHF等の溶媒又は溶媒混合物中における、NaOH等の塩基による処理のような、既知の方法を用いたエステル官能基のけん化により、所望の酸誘導体が得られる。それぞれの3−オキソープロピオン酸エステル誘導体は、購入可能であるか、又は当該技術分野において周知である。]
[0168] ]
[0169] また、R3が水素を表す構造8の化合物は、炭酸カリウム1.5水和物又はDIPEA等の塩基及びDPPAの存在下、DMF等の溶媒中にて、式R1COOHの酸誘導体の溶液を、イソシアノ酢酸メチルと反応させることにより、スキーム2bに記載の通りに製造してもよい。エタノール/水又はTHF等の溶媒又は溶媒混合物中における、NaOH等の塩基による処理のような、既知の方法を用いたエステル官能基のけん化により、それぞれの酸誘導体が得られる。それぞれの酸R1COOHは、購入可能であるか、又は当該技術分野において周知である。]
[0170] ]
[0171] また、構造8の化合物は、MeOH等の溶媒中、約0℃の温度における、チオニルクロリド等の試薬を用いた、3−フェニルセリン誘導体のエステル化、続く、CH2Cl2等の溶媒中、約0℃の温度における、HOBt、DCC、N−メチルモルフォリン等の標準的な条件を用いた、カルボン酸誘導体R3−COOHとのカップリングにより、スキーム3に記載の通りに製造してもよい。CH2Cl2等の溶媒中における、Dess−Martinペルヨージナン等の酸化試薬を用いたアルコールの酸化、続く、Et3N等の塩基の存在下での、トリフェニルホスフィン及びヨウ素を用いた環化により、それぞれのオキサゾール誘導体が得られた。所望の酸誘導体は、ジオキサン等の溶媒中での、aq.LiOH等の塩基による処理のような既知の方法を用いたエステル官能基のけん化により得てもよい。]
[0172] ]
[0173] R1がアリール基であり、当該基が(C1−C4)アルコキシ−(C1−C2)アルキルで置換される構造8の化合物は、例えば:
−THF等の溶媒中でのaq.LiOH等の塩基による処理のような既知の方法を用いた、(スキーム5又は6に従って製造される)ヒドロキシ−(C1−C2)アルキル−置換5−フェニル−オキサゾール誘導体のけん化;
−NaH等の塩基の存在下、DMF等の溶媒中における、ヨウ化アルキル等のハロゲン化アルキルによる、対応するアルコールのアルキル化;
−エタノール/水又はTHF等の溶媒又は溶媒混合物中における、NaOH等の塩基による処理のような既知の方法を用いた、得られたエステルのけん化;
を含むシークエンスによって、スキーム4に従って得ることができる。]
[0174] ]
[0175] ヒドロキシ−(C1−C2)アルキル−置換5−フェニル−オキサゾール誘導体は、例えば、
−スキーム2bに記載の方法と同様に、フェニル−ジカルボン酸モノ−エステル誘導体を、イソシアノ酢酸メチルと反応させることによるオキサゾール形成;
−既知の方法のいずれかを用いた、フェニル−結合エステル基の選択的けん化(例えば、TFAによるtert−ブチルエステルの酸触媒開裂);
−ボラン等の還元剤による、得られた酸のそれぞれの第一アルコールへの還元;
を含むシークエンスによって、スキーム5に従って得ることができる。]
[0176] ]
[0177] また、ヒドロキシ−(C1−C2)アルキル−置換5−フェニル−オキサゾール誘導体は、例えば:
−スキーム2bに記載の方法と同様に、ヒドロキシ−(C1−C2)アルキル−置換安息香酸誘導体を、イソシアノ酢酸メチルと反応させることによるオキサゾール形成;
を含むシークエンスによって、スキーム6に従って得ることができる。]
[0178] ]
[0179] ]
[0180] 構造9の化合物は、まず、KOt−Bu等の塩基の存在下、THF等の溶媒中にて、ジクロロ酢酸メチルを、購入可能なベンズアルデヒド誘導体R1−CHOと反応させることにより製造してもよい。R3が(C1−C4)アルキル又はシクロプロピルを表す構造9の所望の化合物は、続く、MeCN等の溶媒中における、それぞれのチオアミドによる変換(環化)、その後の、MeOH等の溶媒中におけるNaOH等の塩基による処理のような既知の方法を用いたエステル官能基のけん化により、スキーム7に記載の通りに得られる。それぞれのベンズアルデヒド、R1−CHOは、購入可能であるか、又は当該技術分野において周知である。チオアミドは購入可能であるか、又は購入可能なカルボキサミドから、Lawessonの試薬を用いて合成することができる。]
[0181] ]
[0182] また、R3が水素を表す、構造9の所望の化合物は、KOt−Bu等の塩基の存在下、THF等の溶媒中において、ジクロロ酢酸メチルを、購入可能なベンズアルデヒド誘導体、R1−CHOと反応させることにより、スキーム8に記載の通りに得られる。続く、購入可能なチオウレアを用いた変換、その後の炭酸水素ナトリウム等の塩基による処理により、アミノ−チアゾール誘導体が得られた。CuBr2等のCu(II)誘導体を用いたSandmeyer変換、続く、Pd/C、Pt/C又はPtO2等の金属触媒の存在下における水素化により、所望のエステルが得られた。エステル官能基のけん化は、MeOH等の溶媒中におけるNaOH等の塩基による処理のような既知の方法を用いて行われる。]
[0183] ]
[0184] 式(I)の化合物がエナンチオマーの混合物の形態で得られる場合には常に、エナンチオマーは、当業者に知られた方法、例えばジアステレオマー塩の形成及び分離、又はRegis Whelk−O1(R,R)(10μm)カラム、Daicel ChiralCelOD−H(5−10μm)カラム、又はDaicel ChiralPak IA(10μm)若しくはAD−H(5μm)カラム等のキラル固定相上のHPLC、を用いて分離することができる。キラルHPLCの典型的な条件は、0.8から150mL/分の流速における、溶出液A(EtOH。Et3N、ジエチルアミン等のアミンの存在下又は非存在下で)及び溶出液B(ヘキサン)の無勾配混合物である。]
[0185] 実験の部(この項において、及び明細書の上記の部分において使用される)略語:
Acアセチル
AcCl塩化アセチル
AcCNアセトニトリル
AcOH酢酸
aq.水性
atm雰囲気
Boc tert−ブトキシカルボニル
BSAウシ血清アルブミン
Buブチル
BuLin−ブチルリリウム
ca. 約
cat.触媒の
DCC N,N’−ジシクロヘキシルカルボジイミド
DIPEAジイソプロピルエチルアミン
DiBAL水素化ジ−イソ−ブチルアルミニウム
DMAP 4−ジメチルアミノピリジン
DMFN,N−ジメチルホルムアミド
DMSOジメチルスルフォキシド
DPPAジフェニルリン酸アジド
EA酢酸エチル
EIA酵素免疫測定法
EDC N−(3−ジメチルアミノプロピル)−N’−エチル−カルボジイミド塩酸

ELSD蒸発光散乱検出器
eq.当量
ES+電子スプレー、陽イオン化
Et エチル
エーテルジエチルエーテル
Et3Nトリエチルアミン
EtOHエタノール
FCシリカゲル上のフラッシュクロマトグラフィー
h 時間
HBTU O−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチ
ルウロニウムヘキサフルオロホスフェート
heptヘプタン
HOBtヒドロキシベンゾトリアゾール
HPLC高速液体クロマトグラフィー
LC−MS液体クロマトグラフィー−質量分析
m−CPBAメタ−クロロ過安息香酸
Meメチル
MeOHメタノール
min 分
MPLC中圧液体クロマトグラフィー
MS 質量分析
Msメタンスルホニル
NMO N−メチル−モルフォリン−N−オキシド
NMR核磁気共鳴
OAcアセテート
org.有機
pパラ
p−TsOHパラ−トルエンスルホン酸
PG保護基
PyBOPベンゾトリアゾール−1−イル−オキシ−トリス−ピロリジノ−ホスフォニ
ウム−ヘキサフルオロ−ホスフェート
ロッシェル塩酒石酸カリウムナトリウム
rf 保持計数
rt 室温
sat.飽和
SCX 強カチオン交換体
sol.溶液
TBA テトラ−n−ブチルアンモニウム
TBAFテトラ−n−ブチルアンモニウムフルオリド
TBDMS tert−ブチル−ジメチル−シリル
TBDPStert−ブチル−ジフェニル−シリル
TBTU O−(ベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチ
ルウロニウムテトラフルオロボラート
tBu tert−ブチル、三級ブチル
TFAトリフルオロ酢酸
THFテトラヒドロフラン
TIPS トリ−イソプロピル−シリル
TLC薄層クロマトグラフィー
TMSトリメチル−シリル
TPAPテトラプロピルアンモニウムペルルテナート
tR 保持時間
TsOHp−トルエンスルホン酸一水和物
UV紫外線
Vis 可視]
[0186] I−化学
全般。すべての温度は摂氏温度で示す。別段の記載が無い限り、反応はrtで行う。]
[0187] SCX物質として、SilicycleのSiliaBond(登録商標) SCXを用いた。]
[0188] 分析用薄層クロマトグラフィー(TLC)は、0.2mmプレート:Merck、シリカゲル60 F254を用いて行った。分取用薄層クロマトグラフィー(TLC)は、0.2又は0.5mmプレート:Merck、シリカゲル 60 F254を用いて行った。検出は、UV、又はKMnO4(3g)、K2CO3(20g)、NaOH5%(3mL)及びH2O(300mL)の溶液を用い、次いで加熱することにより行った。]
[0189] フラッシュカラムクロマトグラフィー(FC)及びろ過は、シリカゲル60 Merc(0.063−0.200mm)又はMacherey−Nagel シリカゲル(0.063−0.200mm)を用いて行った:溶出は、EA、hept、CH2Cl2、CHCl3、MeOH又はこれらの混合物を用いて行った。]
[0190] MPLCは、international sorbent technologyの、isolute(登録商標) SPE Flash SI IIカラムを用いて、溶出は、EA、hept、CH2Cl2、MeOH又はこれらの混合物を用いて行った。]
[0191] LC−MS−条件01(別段の記載が無い限り):分析用:Agilent 1100 Binary Pump及びDADを備えたThermo Finnigan MSQ Surveyor MS。カラム:Agilent TechnologiesのZorbax SB−AQ 5μm、4.6x50mm ID。溶出液:A:H2O+0.04%TFA;B:AcCN;勾配:1分に渡り5%Bから95%Bへ。流速:4.50mL/min。検出:UV/Vis+MS、tRはmin.で示す。]
[0192] LC−MS−条件02(別段の記載が無い限り):分析用:Agilent 1100 Binary Pump及びDADを備えたThermo Finnigan MSQ Plus MS。カラム:Agilent TechnologiesのZorbax SB−AQ 5μm、4.6x50mm ID。溶出液:A:H2O+0.04%TFA;B:AcCN;勾配:1分に渡り5%Bから95%Bへ。流速:4.50mL/min。検出:UV/Vis及び/又はELSD+MS、tRはmin.で示す。]
[0193] LC−MS−条件05(別段の記載が無い限り):分析用:DionexGHP 3200 Binary Pump、MS:Thermo MSQ Plus、DAD:Dionex PDA 3000、ELSD:Sedere Sedex 85、カラム:Dionex TCC−3200コンパートメント内で温度制御された、WatersのXbridge C18 5μM、4.6x50mm ID。溶出液:A:H2O+0.04%TFA;B:AcCN。方法:勾配:1.0分に渡り5%Bから95%Bへ。流速:4.5mL/min。検出:UV/Vis及び/又はELSD、及びMS、tRはmin.で示す。]
[0194] LC−MS−条件05b(別段の記載が無い限り):分析用:DionexGHP 3200 Binary Pump、MS:Thermo MSQ Plus、DAD:Dionex PDA 3000、ELSD:Sedere Sedex 85。カラム:Dionex TCC−3200コンパートメント内で温度制御された、Agilent TechnologiesのZorbax Extend C18 1.8μM、4.6x20mm。溶出液:A:H2O+0.04%TFA;B:AcCN。方法:勾配:1.0分に渡り5%Bから95%Bへ。流速:4.5mL/min。検出:UV/Vis及び/又はELSD、及びMS、tRはmin.で示す。]
[0195] HPLC分取用:WatersのX−Bridge C18 5μm、50x19mm ID。溶出液:A:H2O+0.5%NH4OH;B:AcCN;勾配:5分に渡り10%Bから90%Bへ。流速:40.0mL/min。検出:UV/Vis及び/又はELSD。]
[0196] キラルHPLC、分析用:a)Regis Whelkカラム、4.6x250mm、10μm。溶出液A:EtOH+0.05%Et3N。溶出液B:ヘキサン。流速:1mL/min。b)ChiralPak AD、4.6x250mm、5μm。溶出液A:EtOH+0.05%Et3N。溶出液B:ヘキサン。流速:1mL/min。c)ChiralCelOD、4.6x250mm、10μm。溶出液A:EtOH+0.1%Et3N。溶出液B:ヘキサン。流速:0.8mL/min。]
[0197] キラルHPLC、分取用:a)Regis Whelk 01 column、50x250mm。流速:100mL/min。b)ChiralPak AD、20x250mm。流速:10mL/min。c)ChiralCelOD、20μm、50mmx250mm。流速:100mL/min。]
[0198] NMR:Bruker Avance 400(400MHz);Varian Mercury 300(300MHz);化学シフトは、使用する溶媒と関連して、ppmで示してある;多重度:s=一重項、d=二重項、t=三重項、q=四重項、p=五重項、hex=六重項、hept=七重項、m=多重項、br=広域、結合定数はHzで示してある。]
[0199] 以下の実施例は、本発明を説明するが、本発明の範囲を限定するものではまったくない。]
[0200] 一般的手順
一般的手順A:アミドカップリング:
ガラスバイアル中、不活性雰囲気下(N2)、ガラスバイアル中に秤量した酸(1.5eq.)に、アミノトリアゾール(1.0eq.)のCH2Cl2(0.1M)中の溶液を添加した。HOBt(2.0eq.)、DMAP(0.25eq.)及びDIPEA(2.0eq.)の、CH2Cl2(1mmolのHOBt当たり10ml)中の溶液、次いでEDC(1.5eq.)を添加した。得られた混合物をrtにて一晩攪拌した。反応混合物を、1M HCl(1gのIsolute(登録商標)当たり1.0mL)で処理した珪藻土(SepartisのIsolute(登録商標)HM−N)を含むシリンジに注いだ。生成物を、CH2Cl2(31ml)で溶出し、そして溶媒を減圧下で除いた。FC又はHPLCにより残渣を精製して、所望の化合物を得た。]
[0201] 一般的手順B:ジオキソランの脱保護(1):
ガラスバイアル中、不活性雰囲気下(N2)、ジオキソラン(1.0eq.)のTHF中の0.07M溶液を、1N HCl(2.7eq.)で処理し、そして反応混合物を、rtにて、完了するまで攪拌した。水を添加し、そして生成物をEAで2回抽出した。有機層をMgSO4上で乾燥し、ろ過し、そして溶媒を減圧下で除いた。残渣をFC又はHPLCで精製して、所望の化合物を得た。]
[0202] 一般的手順C:ジオキソランの脱保護(2):
ジオキソランのMeOH中の0.05M溶液を含むガラスバイアルにSCXシリカゲル(ジオキソラン0.05mmol当たり70mg)を添加し、そして反応混合物を、rtにて2h攪拌した。混合物をろ過し、そして溶媒を減圧下で除いた。残渣をFC又はHPLCで精製して、所望の化合物を得た。]
[0203] 一般的手順D:カーバメートの形成(1):
工程1:
ガラスバイアル中、不活性雰囲気下(N2)、アルコール(1.3eq.)のCH2Cl2中の0.065M溶液を、ホスゲン(1.3eq.、トルエン中の20%溶液)で処理した。得られた混合物を、rtにて一晩攪拌した。次いで、反応混合物を、1M NaOH(1gのIsolute(登録商標)当たり1.25mL)で処理した珪藻土(SepartisのIsolute(登録商標)HM−N)を含むシリンジに注いだ。生成物を、CH2Cl2(31ml)で溶出し、そして溶媒を減圧下で除いた。]
[0204] 工程2:
クロロギ酸エステルを、適宜なアミノトリアゾール誘導体(1.0eq.)及びDIPEA(2.0eq.)の、CH2Cl2(アミノトリアゾール誘導体、1nmol当たり20ml)の溶液で処理し、そして得られた混合物を、rtにて一晩攪拌した。反応混合物を、1M HCl(1gのIsolute(登録商標)当たり1.0mL)で処理した珪藻土(SepartisのIsolute(登録商標)HM−N)を含むシリンジに注いだ。生成物を、CH2Cl2(31ml)で溶出し、そして溶媒を減圧下で除いた。残渣をHPLCで精製して、所望の化合物を得た。]
[0205] 一般的手順E:エステルの加水分解:
それぞれのカルボン酸エステル(1.0eq.)の、THFと、対応するアルキルアルコール、例えばMeOH又はEtOH、の3:1混合物中の0.5M溶液を、1M aq.NaOH(2.0eq.)で処理した。3h攪拌した後、白色の懸濁液が生成し、そして有機揮発物を減圧下で除去した。残った混合物を、水(THFとMeOHの3:1混合物の半分の量)で希釈し、氷浴で冷却し、そして1M aq.HClの添加により酸性化(pH=3−4)した。懸濁液をろ過し、そして残渣を冷水で洗浄し、乾燥後に、所望のカルボン酸誘導体を得た。]
[0206] 一般的手順F:2−アセチルアミノ−3−オキソープロピオン酸エステル誘導体の合成:]
[0207] ]
[0208] 磁気攪拌棒を備えた、火炎乾燥した丸底スラスコ中にて、不活性雰囲気下(N2)、それぞれの3−オキソープロピオン酸エステル誘導体(1.0eq.)の氷酢酸中の2.5M溶液を、10℃に冷却し、そして、この温度にて、NaNO2(1.16eq.)の8.2M水溶液を添加した。添加完了後(15min)、溶液をrtに温め、そして2h攪拌した。次いで、溶液を水(氷酢酸の体積の5.3倍)に注ぎ、そして数分後、結晶が現れ始めた。この懸濁液を氷浴で冷却し、そして結晶をろ過により集めた。ケーキを冷水で数回洗浄し、そして、減圧下、トルエンを用いた共沸蒸留で水を除き、それぞれの2−ヒドロキシイミノ−3−オキソープロピオン酸エステル誘導体を得、それを無水酢酸と氷酢酸(それぞれの3−オキソープロピオン酸エステル誘導体1.0mmolに対し、0.66mL)の1:1.3混合物に溶解した。この溶液に、酢酸ナトリウム(0.06eq.)及びHgCl2(0.002eq.)を添加した。混合物を1h還流し、次いでrtに冷却し、そしてろ過した。固形物をエーテルでリンスし、有機性のろ液を回収し、水で3回、1M aq.K2CO3で1回洗浄した。有機層をMgSO4上で乾燥し、ろ過し、そして溶媒を減圧下で除いた。粗生成物をFCで精製し、所望の2−アセチルアミノ−3−オキソープロピオン酸エステル誘導体を得た。]
[0209] 一般的手順G:環化(1):]
[0210] ]
[0211] 磁気攪拌棒を備えた、火炎乾燥した丸底スラスコ中にて、不活性雰囲気下(N2)、それぞれの2−アセチルアミノ−3−オキソープロピオン酸エステル誘導体(1.0eq.)のクロロホルム中の1.6M溶液を、氷/NaCl浴中で約0℃に冷却した。SOCl2(1.4eq.)を、攪拌下で溶液に添加し、そして温度を30分間、約0℃に維持した。次いで、溶液を1時間還流攪拌した。さらに0.25eq.のSOCl2を添加し、そして反応混合物をさらに1時間還流した。過剰のSOCl2を、1M aq.K2CO3でクエンチした。水層をエーテルで2回抽出した。合わせた有機相を水で1回洗浄し、そしてMgSO4上で乾燥し、ろ過し、そして溶媒を減圧下で除き、所望のオキサゾール誘導体を得た。]
[0212] 一般的手順H:環化(2):]
[0213] ]
[0214] 磁気攪拌棒を備えた、火炎乾燥した丸底スラスコ中にて、不活性雰囲気下(N2)、Et3N(4.1eq.)、次いでそれぞれの2−(カルボニル−アミノ)−3−オキソープロピオン酸エステル誘導体(1.0eq.)のCH2Cl2中の0.1M溶液を、トリフェニルホスフィン(2.0eq.)及びヨウ素(2.0eq.)の、CH2Cl2中の0.2M溶液に添加した。反応混合物をrtにて2h攪拌した。溶媒を減圧下で除き、そして残渣をFCで精製して、所望のオキサゾール誘導体を得た。]
[0215] 一般的手順I:N−挿入:]
[0216] ]
[0217] 磁気攪拌棒を備えた、火炎乾燥した丸底スラスコ中にて、不活性雰囲気下(N2)、ジアゾ誘導体(1.0eq.)の1,2−ジクロロエタン中の0.5M溶液を、カルボキサミド誘導体(1.0eq.)及び酢酸ロジウム(II)テトラキス(アセタート)ジロジウム(II)二水和物(0.05eq.)の、1,2−ジクロロエタン(カルボキサミド誘導体1mmol当たり3ml)中の還流溶液に、1.5hに渡って添加した。次いで、反応混合物を2h還流攪拌した。溶媒を減圧下で除き、そして残渣をFCで精製して、所望の2−(カルボニル−アミノ)−3−オキソープロピオン酸エステル誘導体を得た。]
[0218] 一般的手順J:ジアゾ化:]
[0219] ]
[0220] 磁気攪拌棒を備えた、火炎乾燥した丸底スラスコ中にて、不活性雰囲気下(N2)、3−オキソープロピオン酸エステル誘導体(1.0eq.)のAcCN中の0.17M溶液を、0℃にて、4−アセタミドベンゼンスルフォニルアジド(1.0eq.)、次いでEt3N(3.0eq.)で処理した。反応混合物をrtにて2h攪拌した。溶媒を減圧下で除き、残渣をエーテル−石油エーテル(light petroleum)中で粉砕し、そしてろ過した。溶媒を減圧下で除き、そして残渣をFCで精製して、所望のジアゾ誘導体を得た。]
[0221] 一般的手順K:Claisen縮合:]
[0222] ]
[0223] A)磁気攪拌棒を備えた、火炎乾燥した丸底スラスコ中にて、不活性雰囲気下(N2)、酸誘導体(1.0eq.)の1,2−ジクロロエタン中の1.3M溶液を、rtにて、数滴のDMF、次いでオキサリルクロリド(1.3eq.)で処理した。反応混合物をrtにて3h、そして80℃にて20min攪拌した。溶媒を減圧下で除いた。]
[0224] B)磁気攪拌棒を備えた、火炎乾燥した丸底スラスコ中にて、不活性雰囲気下(N2)、マロン酸エチルカリウム(2eq.)のアセトニトリル中の0.83M溶液を、10℃にて、マグネシウムクロリド(2.5eq.)で処理し、そして懸濁液を、10℃にて30min、そしてrtにて3h攪拌した。反応混合物を0℃に冷却し、そして、Aで製造した酸塩化物の溶液、次いでEt3N(2eq.)で、15minに渡り滴下処理した。得られた懸濁液をrtにて2h攪拌した。溶媒を減圧下で除き、そして残渣をトルエンを用いてはがした。残渣をトルエン(マロン酸エチルカリウム1mmol当たり1.5mL)中に取り、そして、トルエンと同量の4M HClで、10℃にて処理した。有機層を、4M HCl、水で2回洗浄し、MgSO4上で乾燥し、ろ過し、そして溶媒を減圧下で除いた。残渣をFCで精製し、所望の誘導体を得た。]
[0225] 一般的手順L:ジオキソラン脱保護(3):
ジオキソランのMeOH中の0.05M溶液を含むガラスバイアルに、シリカゲル結合トシル酸(ジオキソラン0.05mmol当たり70mgの、SilicycleのR60530B シリカゲル結合トシル酸)を添加し、そして反応混合物をrtにて2h攪拌した。混合物をろ過した。残渣をFC又はHPLCで精製して、所望の化合物を得た。]
[0226] 一般的手順M:環化(3):]
[0227] ]
[0228] 磁気攪拌棒を備えた、火炎乾燥した丸底スラスコ中にて、不活性雰囲気下(N2)、酸(1.0eq.)のDMF中の0.5M溶液を、rtにて、炭酸カリウム1.5水和物、又はDIPEA(1.2eq.〜1.5eq.)、次いで、イソシアノ酢酸メチル(1.5eq.〜3.2eq.)のDMF中の2.0M溶液で処理し、混合物をrtにて5min攪拌した。反応混合物を0℃に冷却し、そしてDPPA(1.1eq.)のDMF中の0.67M溶液で処理した。得られた懸濁液を0℃にて2h攪拌した。次いでEAとトルエンの1:1混合物中に注ぎ、そして有機層を、水、10%クエン酸、水、そして飽和NaHCO3水溶液で洗浄した。有機層をMgSO4上で乾燥し、ろ過し、そして溶媒を減圧下で除いた。残渣をFCで精製し、所望の誘導体を得た。]
[0229] 一般的手順N:ジオキソラン脱保護(4):
ガラスバイアル中、不活性雰囲気下(N2)、ジオキソラン(1.0eq.)のTHF中の0.1M水溶液を、水(水と同容量)で処理し、そして反応混合物を、0℃と50℃の間の範囲の温度(好ましくはrt)にて攪拌した。1N NaOHを用いてpHを8〜9に調整し、そして生成物をEAで2回抽出した。有機層をMgSO4上で乾燥し、ろ過し、そして溶媒を減圧下で除いた。残渣をFC又はHPLCで精製して、所望の化合物を得た。]
[0230] 一般的手順O:カーバメートの形成(2):
ガラスバイアル中、不活性雰囲気下(N2)、適宜なアミノトリアゾール誘導体(1.0eq.)のAcCN(又はCH2Cl2)中の溶液(0.05M溶液)に、4−ニトロフェニルクロロギ酸エステル(1.1eq.)及びDIPEA(1.0eq.)を添加した。混合物を30min攪拌し、次いで、適宜なアルコール(1.4eq.)を含むガラスバイアルに、不活性雰囲気下で移した。DIPEA(1.0eq.)の添加後、混合物を、60℃にて12h攪拌した。反応混合物を、1M NaOH(1gのIsolute(登録商標)当たり1.25mL)で処理した珪藻土(SepartisのIsolute(登録商標)HM−N)を含むシリンジに注いだ。生成物をCH2Cl2(31ml)で溶出した。溶媒を減圧下で除いた。残渣をFC又はHPLCで精製して、所望の化合物を得た。]
[0231] 一般的手順P:グリニア付加:
磁気攪拌棒を備えた、火炎乾燥した丸底スラスコ中にて、不活性雰囲気下(N2)、アルデヒド(1.0eq.)のTHF中の0.1M溶液を、−78℃にて、適宜なシクロプロピル−又はアルキル−マグネシウムブロミド(4.0eq.)で処理した。反応混合物を、−78℃にて90min、そしてrtにて45min攪拌した後、飽和NH4Cl水溶液中に注いでクエンチし、EAで抽出し、そして合わせた有機抽出物をMgSO4上で乾燥し、ろ過し、そして溶媒を減圧下で除いた。残渣をFCで精製して、所望の化合物を得た。]
[0232] 一般的手順Q:アルコールの酸化:
磁気攪拌棒を備えた、火炎乾燥した丸底スラスコ中にて、不活性雰囲気下(N2)、アルコール(1.0eq.)のCH2Cl2中の0.1M溶液を、rtにて、NMO(3.0eq.)で処理し、そして反応混合物を5min攪拌した。次いで、TPAP(0.1eq.)を添加し、反応混合物をrtにて2h攪拌し、次いで溶媒を減圧下で除いた。残渣をFCで精製して、所望の化合物を得た。]
[0233] 一般的手順R:縮合:]
[0234] ]
[0235] 磁気攪拌棒を備えた、火炎乾燥した丸底スラスコ中にて、不活性雰囲気下(N2)、アルデヒド誘導体(1eq.)のジクロロ−酢酸メチルエステル(1.0eq.)中の溶液を、1hに渡って、KOt−Bu(1.0eq.)のTHF中の1.45M懸濁液に、−78℃にて添加した。反応混合物を、−78℃にて5h、そしてrtにて一晩攪拌した。溶媒を減圧下で除き、そして残渣をEAに溶解し、そして水で洗浄した。有機層をMgSO4上で乾燥し、そして減圧下で濃縮して、対応する3−クロロ−2−オキソープロピオン酸メチルエステル誘導体を得た。]
[0236] 一般的手順S:環化(4):]
[0237] ]
[0238] 磁気攪拌棒を備えた、火炎乾燥した丸底スラスコ中にて、不活性雰囲気下(N2)、それぞれのチオアミド(1.0eq.)のMeCN中の0.5M溶液を、それぞれの3−クロロ−2−オキソープロピオン酸エステル誘導体(1.0eq.)の、MeCN中の2.2M溶液に、モレキュラー・シーヴ4Å(チオアミド1mmol当たり91mg)と共に添加した。rtにて5h攪拌した後、混合物を氷浴で冷却し、そして得られた沈殿をろ過した。残渣を冷MeCNで洗浄し、乾燥し、MeOH(チオアミドに対して使用したMeCNの量の1.12倍)に溶解し、そして50℃にて2h攪拌した。溶媒を減圧下で除き、対応するチアゾール−4−カルボン酸エステル誘導体を得た。]
[0239] 一般的手順T:環化(5):]
[0240] ]
[0241] 磁気攪拌棒を備えた、火炎乾燥した丸底スラスコ中にて、不活性雰囲気下(N2)、3−クロロ−2−オキソープロピオン酸エステル誘導体(1.0eq.)のアセトン中の0.57M溶液を、チオウレア(1.0eq.)のアセトン中の0.72M溶液に添加した。反応混合物を57℃にて一晩攪拌した。冷やした反応混合物をろ過し、そして溶媒を減圧下で除いた。残渣を水中に溶解して、0.2M溶液を得、それを飽和NaHCO3水溶液で、pH7に達するまで処理した。次いで、混合物をエーテルで抽出し、有機層を合わせ、MgSO4上で乾燥し、そして溶媒を減圧下で除き、所望の2−アミノ−チアゾール誘導体を得た。]
[0242] 一般的手順U:Sandmeyer反応:]
[0243] ]
[0244] 磁気攪拌棒を備えた、火炎乾燥した丸底スラスコ中にて、不活性(N2)雰囲気下、CuBr2(0.97eq.)のAcCN中の0.18M溶液を、5℃にて、亜硝酸イソアミル(1.45eq.)で注意深く処理した。反応混合物を30min攪拌し、次いで2−アミノ−チアゾール−4−カルボン酸エステル誘導体(0.86eq.)を少しずつ添加した。得られた混合物を、rtにて15min、次いで40℃にて30min、そして65℃にて1h攪拌した。溶媒を減圧下で除き、そして残渣をFCで精製し、所望のブロモ誘導体を得た。]
[0245] 一般的手順V:脱ハロゲン化:]
[0246] ]
[0247] 磁気攪拌棒を備えた、火炎乾燥した丸底スラスコ中にて、H2雰囲気下、ブロミド(1.0eq.)のEtOH中の0.16M溶液を、Pd/C(10%Pd、1mmolのブロミドに対し200mg)で還元した。反応混合物をセライト上でろ過し、そして溶媒を減圧下で除き、所望の還元誘導体を得た。]
[0248] 一般的手順W:エステル化:
磁気攪拌棒を備えた、火炎乾燥した丸底スラスコ中にて、不活性雰囲気下(N2)、酸(1.0eq)のMeOH中の1M溶液を、0℃にて、塩化チオニル(1.1eq)で処理した。次いで、得られた混合物をrtで一晩攪拌した。揮発物を減圧下で除き、そして残渣をEA中で粉砕し、そしてろ過し、所望の化合物を得た。残渣をFC又はHPLCで精製して、所望の化合物を得た。]
[0249] 一般的手順X:アミドカップリング:
磁気攪拌棒を備えた、火炎乾燥した丸底スラスコ中にて、不活性雰囲気下(N2)、酸(1.0eq)のCH2Cl2中の0.2M溶液を、0℃にて、HOBt(1.1eq)、DCC(1.1eq)、N−メチルモルフォリン(1.5eq)及びアミン(1eq)で処理した。得られた混合物をrtにて2h攪拌し、5% KHSO4に注ぎ、15min攪拌し、ろ過し、そしてCH2Cl2で洗浄した。水相をCH2Cl2で抽出し、そして合わせた有機相を、飽和NaHCO3水溶液、塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥し、ろ過し、そして溶媒を減圧下で除いた。残渣を精製して表題化合物を得た。]
权利要求:

請求項1
式(I)の化合物、又はそのような化合物の塩:式中、Aは、フェニル−又はヘテロシクリル−基を表し、これらの基において、2つの置換基は1,3−配置にあり;又はAは、プロパン−1,3−ジイルを表し;Eは、*−(C1−C4)アルキル−O−、−CH=CH−又は(式中、アスタリスクはR1に結合する結合を示す。)を表し;Qは、O又はSを表し;R3は、水素、(C1−C4)アルキル、シクロプロピル、(C1−C4)アルコキシ−(C1−C2)アルキル、ベンジル又は−CH2CH2C(O)OtBuを表し;R1は、ピリジル−又はアリール−基を表し、これらの基は、未置換であるか、1、2又は3個の置換基により置換され、当該置換基は、ハロゲン、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、(C1−C4)フルオロアルキル、(C1−C4)フルオロアルコキシ、ジ[(C1−C3)アルキル]−アミノ及び(C1−C4)アルコキシ−(C1−C2)アルキルから成る群より独立に選択され;そしてR2は、−CO−(C1−C3)アルキル、−CF2−(C1−C3)アルキル又は−SO2−(C1−C3)アルキルを表す。
請求項2
Aが、フェニル−1,3−ジイル、フラン−2,5−ジイル、オキサゾール−2,4−ジイル、オキサゾール−2,5−ジイル、チオフェン−2,4−ジイル、チオフェン−2,5−ジイル、チアゾール−2,4−ジイル、チアゾール−2,5−ジイル、ピリジン−2,4−ジイル、ピリジン−2,6−ジイル又はプロパン−1,3−ジイルを表す、請求項1に記載の式(I)の化合物、又はそのような化合物の塩。
請求項3
Aが、フラン−2,5−ジイル、R2が2−位に結合したオキサゾール−2,4−ジイル、R2が4−位に結合したオキサゾール−2,4−ジイル、R2が2−位に結合したオキサゾール−2,5−ジイル、チオフェン−2,5−ジイル又はR2が4−位に結合したチアゾール−2,4−ジイルを表す、請求項1又は2のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はそのような化合物の塩。
請求項4
Aが、フラン−2,5−ジイル又はチオフェン−2,5−ジイルを表す、請求項1〜3のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はそのような化合物の塩。
請求項5
Aがプロパン−1,3−ジイルを表す、請求項1又は2のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はそのような化合物の塩。
請求項6
Eが、*−(C1−C4)アルキル−O−又は−CH=CH−を表し、式中、アスタリスクがR1に結合する結合を示す、請求項1〜5のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はそのような化合物の塩。
請求項7
Eがを表し、式中、アスタリスクがR1に結合する結合を示す、請求項1〜5のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はそのような化合物の塩。
請求項8
R3が水素又はメチルを表す、請求項1〜5又は7のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はそのような化合物の塩。
請求項9
R1が、未置換であるか、1又は2個の置換基により置換され、当該置換基が、ハロゲン、(C1−C4)アルキル、(C1−C4)アルコキシ、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ及びジメチルアミノから成る群より独立に選択されるフェニルを表す、請求項1〜8のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はそのような化合物の塩。
請求項10
R2が−CO−(C1−C3)アルキルを表す、請求項1〜9のいずれか1項に記載の式(I)の化合物、又はそのような化合物の塩。
請求項11
下記の化合物からなる群より選択される、請求項1に記載の式(I)の化合物:5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;(E)−N−[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−アクリルアミド);5−(3−メトキシ−フェニル)−2−メチル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;及び[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−カルバミン酸2−クロロ−ベンジルエステル;又はそのような化合物の塩。
請求項12
下記の化合物からなる群より選択される、請求項1に記載の式(I)の化合物:5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−オキソ−ヘキシル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;(E)−N−[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−(4−クロロ−フェニル)−アクリルアミド);(E)−N−[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−(2−トリフルオロメチル−フェニル)−アクリルアミド);(E)−N−[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−(3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−アクリルアミド);(E)−N−[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−o−トリル−アクリルアミド);(E)−N−[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−(2−クロロ−4−フルオロ−フェニル)−アクリルアミド);(E)−N−[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−m−トリル−アクリルアミド);(E)−N−[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−p−トリル−アクリルアミド);(E)−N−[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−(4−メトキシ−フェニル)−アクリルアミド);5−(3,5−ジメチル−フェニル)−2−メチル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(4−クロロ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;2−メチル−5−m−トリル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(3−クロロ−フェニル)−2−メチル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(3−メトキシ−4−メチル−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(4−フルオロ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−m−トリル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(3−メトキシ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;2−メチル−5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;2−メチル−5−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;2−メチル−5−(3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;2−メチル−5−o−トリル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;2−エチル−5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;2−シクロプロピル−5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(3−フルオロ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(3−クロロ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−チオフェン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(3−アセチル−ベンジル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;[2−(3−アセチル−ベンジル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−カルバミン酸2−クロロ−ベンジルエステル;5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5,5−ジフルオロ−ヘキシル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−メタンスルフォニル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(3−ジメチルアミノ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;[2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−カルバミン酸2−クロロ−ベンジルエステル;[2−(4−アセチル−ピリジン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−カルバミン酸2−クロロ−ベンジルエステル;5−[3−(2−メトキシ−エチル)−フェニル]−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(6−アセチル−ピリジン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(3−メトキシメチル−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(2−アセチル−チアゾール−4−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(4−アセチル−ピリジン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(2−アセチル−ピリジン−4−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;[2−(2−アセチル−ピリジン−4−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−カルバミン酸2−クロロ−ベンジルエステル;5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−チオフェン−3−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;及び2−メチル−5−m−トリル−チアゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;又はそのような化合物の塩。
請求項13
下記の化合物からなる群より選択される、請求項1に記載の式(I)の化合物:5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(3−アセチル−イソキサゾール−5−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(3−イソプロポキシメチル−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−[3−(2−イソプロポキシ−エチル)−フェニル]−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;2−メチル−5−m−トリル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−チオフェン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(3−クロロ−フェニル)−2−メチル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−チオフェン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−m−トリル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−チオフェン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;2−メチル−5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−チオフェン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;2−メチル−5−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−チオフェン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(3−フルオロ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−チオフェン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(3−ジメチルアミノ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−チオフェン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(3−クロロ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−チオフェン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;2−メチル−5−(3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−チオフェン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(4−フルオロ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−チオフェン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−チオフェン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(3−メトキシ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−チオフェン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(3−フルオロ−フェニル)−チアゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(2−アセチル−チアゾール−5−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;[2−(2−アセチル−チアゾール−5−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−カルバミン酸2−クロロ−ベンジルエステル;N−[2−(2−アセチル−チアゾール−5−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−アクリルアミド;5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(2−アセチル−オキサゾール−5−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;[2−(5−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−カルバミン酸2−クロロ−ベンジルエステル;5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(4−アセチル−チオフェン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;N−[2−(5−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−アクリルアミド;2−メチル−5−m−トリル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(3−クロロ−フェニル)−2−メチル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;2−メチル−5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;2−メチル−5−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(3−フルオロ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(3−ジメチルアミノ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(3−クロロ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;2−メチル−5−(3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(4−フルオロ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(3−メトキシ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;N−[2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−アクリルアミド;N−[2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−(3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−アクリルアミド;5−(3−メトキシ−フェニル)−2−メチル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;2−メチル−5−m−トリル−チアゾール−4−カルボン酸[2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(4−アセチル−オキサゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;2−メトキシメチル−5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;2−(2−メトキシ−エチル)−5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;2−ブチル−5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;2−イソプロピル−5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;N−[2−(4−アセチル−チアゾール−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−3−(2−トリフルオロメチル−フェニル)−アクリルアミド;2−ベンジル−5−フェニル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;3−{4−[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イルカルバモイル]−5−フェニル−オキサゾール−2−イル}−プロピオン酸tert−ブチルエステル;5−(3−フルオロ−フェニル)−2−メチル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(2−アセチル−オキサゾール−5−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;2−メチル−5−m−トリル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(2−アセチル−オキサゾール−5−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−(3−クロロ−フェニル)−2−メチル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(2−アセチル−オキサゾール−5−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;5−m−トリル−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(2−アセチル−オキサゾール−5−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;2−メチル−5−(3−トリフルオロメトキシ−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(2−アセチル−オキサゾール−5−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;[2−(2−アセチル−オキサゾール−4−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−カルバミン酸2−クロロ−ベンジルエステル;及び5−(6−トリフルオロメチル−ピリジン−2−イル)−オキサゾール−4−カルボン酸[2−(5−アセチル−フラン−2−イルメチル)−2H−[1,2,3]トリアゾール−4−イル]−アミド;又はそのような化合物の塩。
請求項14
医薬としての、請求項1に記載の式(I)の化合物、又はその薬学的に許容される塩。
請求項15
活性成分として、請求項1に記載の式(I)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を、そして少なくとも1つの治療上不活性な賦型剤を含む医薬組成物。
請求項16
炎症性疾患、閉塞性気道疾患、アレルギー、HIV−介在レトロウイルス感染、心血管障害、神経炎症、神経障害、疼痛、プリオン介在疾患及びアミロイド介在障害から選択される疾患の予防又は治療のための;及び免疫応答の調節のための医薬の製造のための、請求項1に記載の式(I)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の使用。
請求項17
炎症性疾患、閉塞性気道疾患、アレルギー、HIV−介在レトロウイルス感染、心血管障害、神経炎症、神経障害、疼痛、プリオン介在疾患及びアミロイド介在障害から選択される疾患の予防又は治療のための;及び免疫応答の調節のための、請求項1に記載の式(I)の化合物、又はその薬学的に許容される塩。
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